岐阜県の四季の風景【岐阜エリア】

豊かな自然と伝統文化が大切に受け継がれている岐阜県は、世界遺産をはじめ、名湯めぐりや自然体験、懐かしく美しい街並みや匠の技が活きる伝統工芸品など魅力がいっぱいです。

岐阜県の南部に位置し、清流長良川が流れ、金華山を望む岐阜エリアは、四季折々の魅力があふれています。そんな岐阜エリアのワンシーンを、地元フォトグラファーが切り取りました。
岐阜県の四季の風景【岐阜エリア】

新境川 桜並木【各務原市】

タイトル:夕暮れ時

  • photographer:tonbodama_blue

新境川の両岸に約1,000本の桜が続く並木道。地元出身の歌舞伎役者・市川百十郎が、境川放水路の完成を記念して寄贈したことから「百十郎桜」と呼ばれ地元では親しまれています。


撮影者:tonbodama_blue

プロフィール:各務原市在住。写真歴50年。5年ほど前にインスタグラムを初め、一人で撮影に出かけ、自分に満足のいく写真を撮ろうと頑張っています。

季節:

撮影者からひとこと:花見客が多く訪れる桜まつり、毎年通っています。学生時代毎日通った花見橋より、夕暮れ時に名鉄、JR高山線両方の電車が重なるチャンスを待って撮りました。

鳥羽川【山県市】

タイトル:小川のほとりで

  • photographer:鈴木昭宏

鳥羽川両岸には、およそ570本もの桜の木が植えられており、毎年春になると見晴らしの良い田園風景の中にまっすぐに伸びるピンクの桜並木が現れます。大桑地区から桜尾地区にかけての両岸には、片道約3.5kmの「鳥羽川サイクリングロード」が整備されています。


撮影者:鈴木昭宏

プロフィール:岐阜県在住。世界に誇る岐阜の景色を求めて、四季折々をカメラに収める。

季節:

撮影者からひとこと:山県市の田園に真っ直ぐと伸びる桜並木。

小川のほとりを歩いていると、菜花と桜の共演によって春をいっそうと感じられる素敵な散歩道です。

ぎふ長良川花火大会【岐阜市】

タイトル:ぎふ長良川花火大会

  • photographer:k.watanabe

岐阜市の長良川河畔で開催される花火大会。金華山と清流長良川を背景に迫力のある数々の花火が打ち上げられる様は圧巻です。多くの市民に愛されている夜空を彩る岐阜の夏の風物詩。


撮影者:k.watanabe

プロフィール:岐阜市在住。楽しいから写真を撮っている。

季節:

撮影者からひとこと:清流長良川を彩るぎふ長良川花火大会。2023年に改めて第1回の開催を迎えました。川沿いから金華山を背景に見るも良し、金華山から岐阜市の夜景とともに見るも良し。どこから見るか考えることもまた岐阜の夏の風物詩です。

ぎふ長良川の鵜飼【岐阜市】

タイトル:長良川鵜飼

戦国のロマンを感じさせる金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、現在を忘れ千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。 


撮影者:atsushi tanida

プロフィール:滋賀県在住。SNSで写真家小林淳さんの【岐阜城に昇る月】を拝見して以来、月城撮影に興味を持ち始めて、たびたび岐阜県へお邪魔するようになりました。

季節:

撮影者からひとこと:広い長良川でそれぞれに漁をしていた6艘の鵜舟が一同に集まる長良川鵜飼のクライマックスである"総がらみ"の迫力に圧倒されました。

大智寺【岐阜市】

タイトル:紅葉と山門

  • photographer:深尾 公彦

「雲黄山大智寺」(だいちじ)は岐阜市の郊外にある臨済宗妙心寺派の寺院です。

樹齢800年を超す大ヒノキや一面の苔に石版を配し市松模様にした苔庭“無相の庭”があります。 

この苔庭にはモミジの木が植えられていて、紅葉の時期、この苔の上に真っ赤な葉が落ちた様は、苔の緑とのコントラストがひときわ美しい。


者:深尾 公彦

プロフィール:友達に誘われ登った八ヶ岳。山頂で見た朝焼けの美しさを撮りたいと思い一眼カメラを始めました。センスもスキルもこれからですが、仲間に恵まれ、新しいことを試み楽しんで撮影しています。

季節:

撮影者からひとこと:大智寺は紅葉が素敵なお寺です。何箇所もスポットはありますが、私は山門から続く紅葉がお気に入りです。もみじは紅や黄に染まります。また庭は紅や黄に苔の緑が加わり、趣がありカラフル。週末カメラマンの私は、癒されながら撮影できました。

河川環境楽園木曽川水園【各務原市】

タイトル:水辺の彼岸花

  • photographer:HIROSHI SUGIYAMA

河川環境楽園は、国営公園、岐阜県営公園、自然共生研究センター、東海北陸自動車道・川島PA及びハイウェイオアシスから構成された複合型の公園です。国営公園「木曽川水園」では、木曽川の上流から下流までの自然風景を楽しめます。


撮影者:HIROSHI SUGIYAMA

プロフィール:岐阜県在住。

写真歴12年。岐阜市周辺の風景を中心に月城撮影や鵜飼花火など魅力ある被写体を発掘、地元の良さや撮影の楽しさをSNS等で情報発信し多くの人と情報共有しながら撮影活動を続けている。日本百名月「岐阜城にのぼる月」の認定登録、TVドラマのタイトルバックなどに撮影した作品が採用されている。

Instagram: @sugiyama.hiroshi

季節:

撮影者からひとこと:各務原の河川環境楽園にある木曽川水園。

季節を通していろいろな花が咲き小鳥のさえずりも心地よい自然を満喫できる素敵な場所です。特に秋の彼岸花の咲く水辺は鮮やかで木舟での乗船観覧もできるので一度訪れてみてはいかがでしょうか。

岐阜城【岐阜市】

タイトル:雲海から顔を出した岐阜城

  • photographer:兼子嘉次

かつて稲葉山城と称し、戦国時代には斎藤道三公の居城でした。織田信長公がこの城を攻略し「岐阜城」として名を改め、天下統一の本拠地としました。金華山(きんかざん)山頂に位置し、岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻不落の城としても知られ『美濃を制すものは天下を制す』と言われるほどでした。


撮影者:岐阜城

プロフィール:岐阜市を中心に、美濃地方や隣県など含め、鳥や風景、飛行機を撮影しています。何気ない日常の場所でも、とても美しい瞬間があり、できる限りその瞬間を写真に収めたいと思っています。

季節:

撮影者からひとこと:雪の降った日の夕方、金華山を先頭に雲海が棚引いているのが見えて慌てて撮影したものです。風が強く吹いていたようですが、金華山の山塊のうち、お城の辺りだけが雲海から浮上するかの如く見えた幸運なひと時でした。

学びの森【各務原市】

タイトル:光の中を歩くと

  • photographer:鈴木昭宏

約250m続くイチョウの並木道「学びの森プロムナード」。秋には一斉に黄色に染まった紅葉が訪れる人々を魅了します。 

冬の風物詩である学びの森のイルミネーションは、200mに渡って続く約70本のイチョウ並木と公園内の広場に約15万球のLEDが施され、ロマンチックな光に包まれます。


撮影者:鈴木昭宏

プロフィール:岐阜県在住。世界に誇る岐阜の景色を求めて、四季折々をカメラに収める。

季節:

撮影者からひとこと:銀杏並木を灯すイルミネーション。

冬のはじめには一面に広がる落ち葉の絨毯が心地よく足元に感じます。約250メートルに渡る銀杏並木とイルミネーションはとても見応えがあります。

掲載している写真はフォトライブラリーで無償で貸出をしています

特集に掲載している写真をはじめ、地元フォトグラファーが撮影した400点以上の写真を無償で貸出しています。(岐阜県の観光PRを目的とした利用に限ります。)利用にあたっては、利用規約をご確認ください。