【団体旅行/1泊2日】下呂温泉に泊まる!岐阜県の歴史文化に触れる旅
受け継がれてきた伝統、文化を感じる旅
- 所要時間
- 1泊2日
- 交通手段
- 車
1300年以上の歴史と伝統を誇る「美濃和紙」の紙すき体験の後は、郡上八幡の古い町並みを散策し、日本三名泉の下呂温泉に宿泊します。翌日は、かしも明治座で地歌舞伎の芝居小屋の舞台裏を見学し、最後は続日本100名城の苗木城跡で旅を締めくくります。
美濃和紙の里会館
美濃和紙を実感し触れて体験する
美濃の里山で1300年前から漉かれ続けてきた美濃和紙の歴史や技術、和紙の素晴らしさや未来への可能性をさまざまな視点から紹介しています。
美濃和紙の歴史や技術、現代における和紙の展開と未来の可能性を紹介する常設展示室のほか、毎年毎年違った紙をテーマとしたユニークな企画展も行っています。
また、職人と同じ道具と原料を使った本格的な紙すき体験をすることができます。体験メニュー等詳細は美濃和紙の里会館HPをご確認ください。
<徳川家康の采配(レプリカ)について>
1600年に起こった関ケ原の合戦の際、徳川家康公が軍勢を指揮するときに使用した「采配」は、美濃和紙で作られたと言われています。
合戦で勝利した家康公は、美濃和紙を縁起物として江戸幕府の御用紙としました。
- 住所
- 美濃市蕨生1851-3
- 電話番号
- 0575-34-8111
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、祝日の翌日
長良川鉄道
トコトコ列車の旅を楽しむ
長良川沿いをのんびり走るローカル列車・長良川鉄道。車窓に流れる風景を楽しみながらぶらり途中で下車してみるのも旅の醍醐味。
いろんな企画列車が登場するのでチェックして出かけるのも楽しいものです。
- 住所
- 関市元重町74-1
- 電話番号
- 0575-23-3921
- 営業時間
- 8:30~17:00(事務所)
- 休業日
- 土日祝(事務所)
郡上八幡の古い町並み
水とおどりの城下町で地元の暮らしを感じる
長良川の上流に位置し、「宗祇水」に代表される清冽な水と夏の郡上おどりで有名な郡上八幡。
職人町、鍛冶屋町といった町名を歩けば、そこには古い家並みとその軒先を流れる水路があります。
寛文7年(1667年)、初代藩主遠藤慶隆の孫の常友は、城下町や城の大改修を行い、幕府より名実ともに城主として認められました。
この常友が行った大改修が、今の郡上八幡城の礎になったのはもちろんの事、承応の城下町大火によって失われた城下町を、用水路の整備などを通し、火災に強い城下町=水の城下町として郡上八幡が再生されました。
柳町の家々は侍町の面影を残しており、隣家との境に袖壁をもつのが特徴。江戸時代から変わらない地元の暮らしを感じることができます。
- 住所
- 郡上市八幡町鍛冶屋町
- 電話番号
- 0575-66-1239
下呂温泉
「日本三名泉」に数えられる癒しの温泉地
飛騨川の流域に湧く下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉のひとつ」と称された天下の名泉です。
温泉街は飛騨川を中心に歓楽的な賑わいと山里の風情が調和して、下呂温泉の魅力を醸し出しています。
お湯はなめらかでお肌がつるつるになる「美人の湯」としてリピーターが絶えません。
この下呂の名泉を満喫するなら「湯めぐり手形」がお得。
これ1枚持っていれば、手形加盟旅館の中から三軒のお風呂に入浴することができます。
そのほか温泉街には、飛騨川沿いに湧く噴泉池をはじめ、3つの共同浴場で外湯が楽しめ、無料の足湯が点在し、散策の途中でも気軽に温泉が楽しめます。
G-ランチ&G-グルメ&G-スイーツなど、グルメも充実。
- 住所
- 下呂市
- 電話番号
- 0576-24-1000
かしも明治座
120年の歴史を語る劇場
今から120年以上も前に加子母の人々によって建てられ、今も脈々と守られている劇場です。
建設当時のままの姿を保つこの劇場は、今もなお現役で、岐阜県重要有形民族文化財に指定されています。
通年、明治座の舞台裏ガイドツアーを実施しています。(所要時間:1時間)
- 住所
- 中津川市加子母4793-2
- 電話番号
- 0573-79-3611
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 休業日
- 月曜日
苗木城跡
巨岩を抱え込んだ石垣と展望台からの大パノラマ
その特徴的な石垣はマニアをも唸らせる。
全国でも珍しいと言われる苗木城の石垣には、なんと自然の巨岩がそのまま活用されています。
年代によって積み方の異なる石垣も見どころの1つです。
そして、なんといっても天守跡に設けられた展望台からの景色が抜群!
日本百名山の恵那山、木曽川、市街地を360度見渡すことができる絶景が広がっています♪
歴史の好きな方、城が好きな方、風景が好きな方、いろんな方へオススメのスポットです!
城跡入口付近には、苗木城に関わる貴重な資料を展示している「苗木遠山史料館」があり、城跡を案内するガイドの受付を行っております。個人の方から団体の方まで、歴史背景などを聞きながら城跡巡りをしたい方はぜひご利用ください。
【フォトスポット】
・大矢倉 ; 迫力のある大きな矢倉をバックに記念撮影はいかが?
・玄関口門前 : 天守展望台を見上げる場所で天空と城跡のコラボ写真!
・笠置矢倉;天守展望台に負けないくらいの絶景!笠置山に向かって開けており、木曽川と橋を見ることができます。
【歴史を感じる】
苗木城跡の石垣には6つの異なる技法で積まれています。すべての技法を見つけるのも楽しみの一つ♪苗木遠山史料館に苗木城跡のパンフレットがありますので、このパンフレットを見ながら石垣の発見を楽しんでください!
【遠山氏】
大永6年(1526)この地へ移り住んだ遠山氏によって築城。
本能寺の変の後、天正11年(1583)森長可の旗下に入れという羽柴秀吉の命に従わなかった遠山友忠・友政父子は、長可によって城を追われてしまいます。
しかし、徳川家康に仕えることとなった友政は、慶長5年(1600)東軍に属して苗木に戻り、8月12日頃、関ヶ原の戦いに先立って苗木城の奪還に成功。以降、旧領安堵された遠山氏は、明治維新に至るまで12代にわたって苗木領を治めました。
*苗木城跡は、2017年4月6日(城の日)に公益財団法人日本城郭協会によって「続日本100名城」に選ばれました。*2017年に、苗木城跡を含む「ひがしみのの山城」が、ぎふの宝ものに認定されました。
*2018年4月に、「絶景!山城ランキング」にてナンバー1に輝きました!
- 住所
- 中津川市苗木
- 電話番号
- 0573-66-8181