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「#私の関ケ原」フォトコンテスト2023 結果発表

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  • 岐阜県知事賞 「風雲急を告ぐ」相崎良和さん

岐阜県では“「関ケ原古戦場」の魅力を伝えられる写真”をテーマに、Instagram(インスタグラム)を活用した「『#私の関ケ原』フォトコンテスト2023」を開催しました
1,393作品のご応募をいただき、厳正な審査の結果、知事賞1点、入賞10点の受賞作品が決定しました!
作品は以下の通りになります。


岐阜県知事賞
「風雲急を告ぐ」相崎良和さん

入賞
「古戦場の螢」伊藤直美(@lovelayk)さん
「雨上がり」青山さん
「冬の遺跡巡り」伊藤 豊さん
「陣中突破」豊水さんのメシ係。(@housuisannomeshigakari00)さん
「決戦地の夕暮れ」yasu₋iro.photoさん
「天下分け目の一騎討ち」ミスログさん
「関ケ原にカモ~ン」GEGさん
「合戦の幕開け」だーいけさん
「乱舞」立松 祐二さん
「戦場の閃き」Calvin Fungさん


<審査員講評>

浅井愼平(写真家)
関ケ原の出来事から今日までの歳月の中にそこに関わった、さまざまな人々の思いの深さには、人の数ほどあることは想像に難くありません。このコンクールに集まった写真にもそのことが読み取れます。そして、また今回、集まった写真のバリュエーションは観る者のこころを関ケ原に寄せて揺れました。いいコンクールになって来たことを実感しました。次回もますます楽しみです。


クリス・グレン(ラジオDJ/関ケ原観光大使)
石田三成陣跡の笹尾山、決戦地、岐阜関ケ原古戦場記念館、合戦まつりなどを被写体とした作品が今年も多く見られました。
そんな中、一際目を引いたのが知事賞に選ばれた作品です。力強く、ドラマティックな「関ケ原の戦い」を思わせるような空が、そこにはありました。
このコンテストも回数を重ねてきたので、年々、審査が難しくなります。「古戦場らしさ」「関ケ原古戦場の魅力」をシンボリックなものだけで表現するのではなく、自由な発想と想像力で新たな視点の「関ケ原」も、ぜひ見てみたいです。来年度も楽しみにしています!


前田真二郎(映像作家 情報科学芸術大学院大学[ IAMAS ]教授
例年、審査では「関ケ原」に対する新たな視点を重視する傾向がありましたが、今回の知事賞「 風雲急を告ぐ 」は、古戦場の石碑を真正面から主題とした作品でした。青空を背景に広がる雲が関ケ原の広大さを伝え、はためく旗は清々しい風を感じさせる力強い写真です。
今回も、独自の視点や一瞬を捉えた作品が多数集まりました。作者の考えや思いを重ねて鑑賞できる作品が入賞したように思います。


光田由里 (美術評論家)
関ケ原の写真を皆様がたくさんご応募くださったことに感謝します。今年も四季折々の関ケ原の眺めと、古戦場への憧憬を楽しむ人々の姿をとらえた力作が選ばれました。
関ケ原を訪れた経験のある方々は、あの場所がこんな写真になるのか、という楽しさが感じられるでしょうし、まだ訪れていない方たちは、場所の魅力と様々な行事の様子に興味を持たれるのではないでしょうか。「地霊(ゲニウス・ロキ)」という言葉がありますが、写真撮影は、関ケ原の地から豊かなイメージを汲み取るきっかけになるはずです。