ぎふの旅ガイド

宇津江四十八滝（うつえしじゅうはったき）県立自然公園とは

高山ICからお車でたった20分の場所に豊かな森と水との憩いの場があります。宇津江四十八滝県立自然公園は昭和11年に岐阜県天然記念物に指定されたのを始めとして、全国自然100選地、岐阜県名水50選地にも選ばれるなど、その景観の美しさと誰もが親しみやすい環境から多くの人たちから愛されてきました。

見どころ

標高1,200ｍの滝上川を源として流れ出す四十八滝川が、急峻な谷あいに見事な滝群を造り出し、しぶきをあげて落下する13もの滝群は四季折々に装いを変え、訪れる人の目を楽しませます。一歩足を踏み入れてみると、暑い日差しを木々が遮り、森と滝とが作り出す冷涼な空気は夏の最中にもひととき暑さを忘れさせます。遊歩道は整備され、お子さまからご年配の方まで容易に歩ける散策コースで、小鳥の囀りを聞きながら森林浴を楽しめる場所となっています。

さらに、秋の紅葉と滝との組み合わせは誰もが目を奪われる美しさです。寒暖差の激しい飛騨の自然が得も言われぬ美しい紅葉を作り出し、間もなく訪れる厳しい冬を予感させつつ、大自然の芸術を堪能することができます。

周辺のご案内

滝の登り口にはレストハウスがあり、軽食を提供しています。冷えたラムネを飲みかき氷を食べれば、お子様も大喜び！さらに周辺にはキャンプ場、山野草花園、温泉施設が整備され、併せてレジャーを楽しむことができます。特に山野草花園の初夏の美しさは一際素晴らしく、クリンソウ、ユリ、アジサイなど花の種類を変えながら訪れる人の目を楽しませています。※山野草花園は別途入場料が必要です。