飛騨春慶
曲げの技法と木肌の美しさを引き出す
慶長11年(1606年)高山城下で神社・仏閣の造営にあたった大工の棟梁(とうりょう)高橋喜左衛門が、たまたま打ち割った「さわら」の枇目(へぎめ)を発見し、美しい枇目の盆が塗り上げられました。色調が茶道の名器(茶入)加藤景正の飛春慶に似ていることから、春慶塗と名付けられたと伝えられています。
板を立体的に仕上げる、曲げの技法に優れ、他の漆器とは違い、透明で天然の木目の美しさをそのまま活かしています。色は紅が多く、軽くて丈夫、
特に飛騨春慶の良品は時間がたつほど光沢のある琥珀色になり、味わいと本領が発揮されます。盆や菓子箱、重箱、茶托などお土産に最適です。
基本情報
- 住所
- 〒506-0802 岐阜県高山市松之木町1688-8
- 電話番号
- 0577-33-9106
- 問い合わせ先
- 飛騨春慶連合協同組合