小簾紅園
皇女和宮ゆかりの地 小簾紅園(おずこうえん)
公武合体のため仁孝天皇の第8皇女和宮(かずのみや)が、徳川第14代将軍徳川家茂に嫁ぐため中山道を御降嫁された際、呂久川(現在の揖斐川)を御座船でお渡りになる時、色麗しく紅葉している楓を一枝舷に立てさせられ、玉簾の中からご覧になり、
『 おちていく 身と知りながら もみじ葉の 人なつかしく こがれこそすれ 』
と御感慨をお詠みになりました。
この御渡船を記念し、歴史ゆかりの呂久の地に記念碑建立の気運が高まり、昭和4年4月その名もゆかしい「小簾紅園」が完成しました。
その後、毎年春と秋の2回宮の遺徳をしのび、春の例祭(4月最終日曜日)は小祭が神式で、秋の例祭(10月26日)は大祭が仏式でおこなわれています。
令和元年に改修工事を行い、池の周りが散策路できるようになるなど、より観光客の皆様に楽しんでいただけるようになりました。
園内には多くの楓が植えられており、紅葉の季節には写真愛好家の方も多く訪れます。
3・4・5・10・11月の土日祝日は、園の横にある休憩所を散策者向けに開放しています。
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- 紅葉の名所
基本情報
- 住所
- 岐阜県瑞穂市呂久1350
- 営業時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 無し
- 料金
- 無料
- アクセス
- みずほバス十九条古橋線「呂久」より徒歩すぐ
- 駐車場(大型バス)
- 1台
- 駐車場(普通自動車)
- 17台
- ウェブサイト