承久の乱古戦場跡 大井戸渡
朝廷側が迎え打った地 大井戸の戦い
承久3年(1221年)6月5日、鎌倉幕府軍 武田信光・小笠原長清らが大井戸(可児市土田)を渡り戦いが始まりました。
夕刻、渡河攻撃を仕掛け、朝廷側 大内惟信ら2000余騎は奮闘しましたが大井戸から敗走し幕府側が勝利を収めました。
翌6月6日には、まめど(現、各務原市前渡。承久記では「大豆戸」、吾妻鏡では「摩免戸」)の合戦が起こります。
※承久の乱合戦場(古戦場)跡や陣の場所については、木曽川の何度にもわたる洪水のため正確な場所ははっきりわかっていません。
主な場所は、大井戸・鵜沼・板橋・気瀬・大豆戸・食渡・椑島・墨俣・市川前などです。
朝廷(後鳥羽上皇)側の 総大将は藤原秀康、幕府(北条義時)側の総大将は北条泰時です。
基本情報
- 住所
- 岐阜県美濃加茂市太田本町5丁目3 虚空蔵堂・木曽川スポット公園付近
- アクセス
- 【車】・東海環状自動車道 美濃加茂ICから車で約9分(約5.5km)・名神高速道路 小牧ICから国道41号を利用し車で約36分(約21.2km)
【公共交通機関】・JR美濃太田駅(南口)よりあい愛バスあまちの森・しょうよう線「太田小学校」下車 乗車時間約4分 - 備考
- 虚空蔵堂 駐車場側に承久の乱古戦場跡案内板があります。