岐阜駅前から出発!GUJOスノーシャトルで行く日帰りスキー
- 透 千保
- 投稿日;
でも、雪道を長時間運転するのはちょっと心配。新たに道具を一から揃える程じゃないし。もっと手軽にスキーに行きたいと思っていたところ、JR岐阜駅前から出発する「GUJOスノーシャトル」を発見!
今回はスキーバスで行く日帰りスキーへGoGo!
GUJOスノーシャトルで出発
「GUJOスノーシャトル」は、白鳥交通が岐阜地区のお客様にも気軽にウィンタースポーツに親しんでほしいと、今シーズン試験的に始めたスキー場への送迎バス。
JR岐阜駅から、郡上市大和町にあるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」を経由して、ダイナランドと鷲ヶ岳スキー場を結びます。
10日前までに予約をすれば1名でも毎日運行するシステム。土日しか運行しないツアーバスが多い中、うれしい試みです。
スケジュールについて
【往路】JR岐阜駅 07:30出発⇒フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上 08:45⇒ダイナランド 09:45到着⇒鷲ヶ岳スキー場 10:35到着
【復路】ダイナランド 16:30出発⇒鷲ヶ岳スキー場 17:20⇒フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上 18:15到着⇒JR岐阜駅 19:40到着
朝7時30分にじゅうろくプラザ前にある団体バス乗降場へ集合。東海北陸自動車道の高山方面を目指します。
この日は、偶然「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」から乗車する人がいなかったため、ダイナランドへ直行。通常は、いったん郡上市内の国道を走るそうです。
雪景色の山々が近づいてくるとワクワクしますね。
高鷲インターチェンジを降りてスキー場に着いたのは9時すぎ!何とたった90分でスノーリゾートへ。
車で行くと、時間によってはゲレンデから遠い駐車場に停めねばなりませんが、バスだとセンターハウス隣の駐車場で降りることができ、とっても便利~!
ダイナランド
ダイナランドは、岐阜県郡上市高鷲町にある西日本最大級の規模を誇るスキー場。
標高1,709メートルの名峰「大日ヶ岳」の山肌に、初級者から上級者までが楽しめる様々なコースが18本開放されています。
「GUJOスノーシャトル」を利用すると、スキー場の1日リフト券に加えて、スキーウェアや用具のレンタル割引チケットも付いています。
今回は、スキー用具一式をレンタルしました。レンタルの際は、免許証などの身分証明書が必要ですので、お忘れなく!
更衣室やコインロッカーも完備されています。
センターハウス1階のリフト券売り場で、リフト券を引き替えます。リフト券ICカードの補償金としてリフト券1枚につき500円がかかりますが、リフト券を返却した際に戻ってくるそうです。
さらに調べてみると、今はインターネットで事前にリフト券を購入することも可能なのだとか。専用サイトで購入したチケットを自動発券機から発券し、そのままリフトに向かえるため便利なのだそうです。
いよいよ、リフトに乗ってゲレンデへ!数日前に雪が降ったので、ふわふわのパウダースノーでした。
様々なコースを滑り、雪を被った木々の美しさや、雄大な雪山の眺望も堪能しました。出戻りスキーヤーの私も、自分のペースで楽しめました。
ゲレンデには、スキーヤーだけでなくスノーボーダーも多いので、滑る時は衝突しないように気をつけましょう。
フードコートでお昼休憩
お昼は、ゲレンデ中腹にある「Baboon(バブーン)フードコート」でいただくことに。美味しそうなメニューがたくさんあって迷います。
今回は奥美濃の郷土料理「鶏(けい)ちゃん定食」を選びました。岐阜名産の飛騨牛を使用した飛騨牛ステーキ丼もありますよ。
フードコートの前には、子どもを遊ばせるスノーエリアもありました。小さなかまくらを作ったり、雪遊びをしたりして、子どもたちは楽しそうです。
休憩後は、もうひと滑り。自然の中で楽しむウィンタースポーツは、爽快感があります。
シーズン初めということもあり、スキーの感覚を取り戻すまでに時間がかかったのもありますが、それにしても運動不足を実感。日頃から足腰を鍛えておけばよかった…。
センターハウス
センターハウスにも飲食店があり、地元岐阜県のグルメやスキー場定番のメニューが楽しめるレストラン「Berruna(ベルーナ)」や「LUAR(ルアール)」、さらにハンバーガーやクレープやさん、コーヒー専門店など様々なお店が出店されています。
また、スキー場内には特設のDJブースもあり、音楽やトークでリゾート気分を盛り上げてくれていました。
そろそろ帰りの時間が近づきました。リフト券を返却すると、補償金の500円が戻ってきます。
もしわからないことがあったら、インフォメーションを利用しましょう。
帰りの時間までの過ごし方
帰りのバスの出発時間16時30分まで、お土産やスキー用品を見て過ごすのもいいですね。
インバウンドの方向けに、外国語の案内表記が充実しているのも印象的でした。
スキー場の駐車場が広いので、駐車場とスキー場間を結ぶシャトルバスが往復しています。
様々なツアーバスに混じって、「GUJOスノーシャトル」がお迎え。名残惜しいのですが、スキー場に別れを告げます。
◆ダイナランド
住所:岐阜県郡上市高鷲町西洞3035-2
TEL:0575-72-6636
GUJOスノーシャトルで帰着
車窓から夕日を眺めながら帰路に着きます。車を運転していると見過ごしてしまう景色も、バスならゆっくり見られて、写真に収めることもできます。
帰りも、JR岐阜駅までノンストップ。快適な道中でした。
18時過ぎにJR岐阜駅前に到着。リフト券付きの往復で8,000円とリーズナブルなため、運転免許を持たない学生さん達にも人気です。往路、復路のみでも利用できます。
「GUJOスノーシャトル」の運行は2024年2月29日(木)まで。今シーズンは試験的に行っていることもあり、アンケートをお願いされました。
多くの方に利用していただき、ぜひ来シーズン以降も定期運行してほしいですね。
◆株式会社白鳥交通
住所:岐阜県郡上市白鳥町中津屋881-1
TEL:0575-82-5081
FAX:0575-82-5635