地元レポーター発!旅のコラム

岐阜駅前から出発!GUJOスノーシャトルで行く日帰りスキー

透 千保
透 千保
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かつて、冬のレジャーといえばスキー!ユーミンの曲をかけながら雪山を目指したものです。3年ほど前、久しぶりにスキー場へ行ってみたら、意外と身体が覚えていてスキーの楽しさを思い出した私。

でも、雪道を長時間運転するのはちょっと心配。新たに道具を一から揃える程じゃないし。もっと手軽にスキーに行きたいと思っていたところ、JR岐阜駅前から出発する「GUJOスノーシャトル」を発見!

今回はスキーバスで行く日帰りスキーへGoGo!

GUJOスノーシャトルで出発

「GUJOスノーシャトル」は、白鳥交通が岐阜地区のお客様にも気軽にウィンタースポーツに親しんでほしいと、今シーズン試験的に始めたスキー場への送迎バス。


JR岐阜駅から、郡上市大和町にあるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」を経由して、ダイナランドと鷲ヶ岳スキー場を結びます。


10日前までに予約をすれば1名でも毎日運行するシステム。土日しか運行しないツアーバスが多い中、うれしい試みです。

スケジュールについて


【往路】JR岐阜駅 07:30出発⇒フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上 08:45⇒ダイナランド 09:45到着⇒鷲ヶ岳スキー場 10:35到着


【復路】ダイナランド 16:30出発⇒鷲ヶ岳スキー場 17:20⇒フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上 18:15到着⇒JR岐阜駅 19:40到着

朝7時30分にじゅうろくプラザ前にある団体バス乗降場へ集合。東海北陸自動車道の高山方面を目指します。


この日は、偶然「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」から乗車する人がいなかったため、ダイナランドへ直行。通常は、いったん郡上市内の国道を走るそうです。


雪景色の山々が近づいてくるとワクワクしますね。

高鷲インターチェンジを降りてスキー場に着いたのは9時すぎ!何とたった90分でスノーリゾートへ。


車で行くと、時間によってはゲレンデから遠い駐車場に停めねばなりませんが、バスだとセンターハウス隣の駐車場で降りることができ、とっても便利~!

ダイナランド

ダイナランドは、岐阜県郡上市高鷲町にある西日本最大級の規模を誇るスキー場。


標高1,709メートルの名峰「大日ヶ岳」の山肌に、初級者から上級者までが楽しめる様々なコースが18本開放されています。

「GUJOスノーシャトル」を利用すると、スキー場の1日リフト券に加えて、スキーウェアや用具のレンタル割引チケットも付いています。


今回は、スキー用具一式をレンタルしました。レンタルの際は、免許証などの身分証明書が必要ですので、お忘れなく!

更衣室やコインロッカーも完備されています。

センターハウス1階のリフト券売り場で、リフト券を引き替えます。リフト券ICカードの補償金としてリフト券1枚につき500円がかかりますが、リフト券を返却した際に戻ってくるそうです。


さらに調べてみると、今はインターネットで事前にリフト券を購入することも可能なのだとか。専用サイトで購入したチケットを自動発券機から発券し、そのままリフトに向かえるため便利なのだそうです。

いよいよ、リフトに乗ってゲレンデへ!数日前に雪が降ったので、ふわふわのパウダースノーでした。

様々なコースを滑り、雪を被った木々の美しさや、雄大な雪山の眺望も堪能しました。出戻りスキーヤーの私も、自分のペースで楽しめました。


ゲレンデには、スキーヤーだけでなくスノーボーダーも多いので、滑る時は衝突しないように気をつけましょう。

フードコートでお昼休憩

お昼は、ゲレンデ中腹にある「Baboon(バブーン)フードコート」でいただくことに。美味しそうなメニューがたくさんあって迷います。


今回は奥美濃の郷土料理「鶏(けい)ちゃん定食」を選びました。岐阜名産の飛騨牛を使用した飛騨牛ステーキ丼もありますよ。

フードコートの前には、子どもを遊ばせるスノーエリアもありました。小さなかまくらを作ったり、雪遊びをしたりして、子どもたちは楽しそうです。

休憩後は、もうひと滑り。自然の中で楽しむウィンタースポーツは、爽快感があります。


シーズン初めということもあり、スキーの感覚を取り戻すまでに時間がかかったのもありますが、それにしても運動不足を実感。日頃から足腰を鍛えておけばよかった…。

センターハウス

センターハウスにも飲食店があり、地元岐阜県のグルメやスキー場定番のメニューが楽しめるレストラン「Berruna(ベルーナ)」や「LUAR(ルアール)」、さらにハンバーガーやクレープやさん、コーヒー専門店など様々なお店が出店されています。


また、スキー場内には特設のDJブースもあり、音楽やトークでリゾート気分を盛り上げてくれていました。

そろそろ帰りの時間が近づきました。リフト券を返却すると、補償金の500円が戻ってきます。


もしわからないことがあったら、インフォメーションを利用しましょう。

帰りの時間までの過ごし方

帰りのバスの出発時間16時30分まで、お土産やスキー用品を見て過ごすのもいいですね。


インバウンドの方向けに、外国語の案内表記が充実しているのも印象的でした。

スキー場の駐車場が広いので、駐車場とスキー場間を結ぶシャトルバスが往復しています。


様々なツアーバスに混じって、「GUJOスノーシャトル」がお迎え。名残惜しいのですが、スキー場に別れを告げます。


◆ダイナランド

住所:岐阜県郡上市高鷲町西洞3035-2

TEL:0575-72-6636



GUJOスノーシャトルで帰着

車窓から夕日を眺めながら帰路に着きます。車を運転していると見過ごしてしまう景色も、バスならゆっくり見られて、写真に収めることもできます。


帰りも、JR岐阜駅までノンストップ。快適な道中でした。

18時過ぎにJR岐阜駅前に到着。リフト券付きの往復で8,000円とリーズナブルなため、運転免許を持たない学生さん達にも人気です。往路、復路のみでも利用できます。


「GUJOスノーシャトル」の運行は2024年2月29日(木)まで。今シーズンは試験的に行っていることもあり、アンケートをお願いされました。


多くの方に利用していただき、ぜひ来シーズン以降も定期運行してほしいですね。


◆株式会社白鳥交通

住所:岐阜県郡上市白鳥町中津屋881-1

TEL:0575-82-5081

FAX:0575-82-5635


この記事のレポーター

透 千保
透 千保
岐阜市出身・在住。
フリーアナウンサー、ビジネスマナー講師。
公共交通機関の案内アナウンスも担当。
海外渡航歴21カ国。ニュースや番組取材を通じて得た岐阜の魅力を、多くの方にご紹介します。

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