小瀬鵜飼(おぜうかい)

漆黒の静寂の中、伝統の技を体感

長良川河畔の小瀬の里で、5月11日から10月15日まで繰り広げられる小瀬鵜飼は、一千有余年の歴史を秘めます。見どころは素朴な情緒。ショーとしての鵜飼というより、あくまで漁法としての鵜飼の本来の姿を見ることができます。漆黒の闇の中、篝火の灯りだけを頼りに漁をする鵜匠の手縄さばきは圧巻。3名の鵜匠が、宮内庁式部職の鵜匠として代々守り続けてきた古式ゆかしい漁法で、訪れる人の目を楽しませてくれます。


そんな小瀬鵜飼は、古くから時の権力者の保護を受けてきました。美濃を制圧した織田信長は、武田信玄が遣わした使者を鵜飼でもてなしたり、鵜飼漁を業とする人に「鵜匠」の名称を与えたとも伝わっています。また、鵜飼により獲れた鮎は、徳川将軍家に献上された鮎鮨の材料となったとされ、将軍家からも愛されていました。

エリア
岐阜・中濃
関市
カテゴリー
祭り・伝統行事

基本情報

開催期間
5月11日〜10月15日
開催時間
小瀬鵜飼乗船場所岐阜県関市小瀬76番地3
住所
〒501-3265 岐阜県関市小瀬76-3
電話番号
0575-22-2506
問い合わせ先
関遊船(株)
休業日
期間中無休
料金
○貸切料金
・座敷式20人乗り/¥61,000   
・腰掛け式18人乗り/¥61,000   
・腰掛け式14人乗り/¥47,000  
・座敷式10人乗り/¥31,000
○乗合料金
 大人/¥3,700、小学生以下/¥2,600
※最新の情報は小瀬鵜飼公式サイトを確認ください。
アクセス
名鉄岐阜駅またはJR岐阜駅から岐阜バス関板取線で小瀬遊船前下車
東海環状自動車道関広見ICより車で5分
ウェブサイト

https://www.ozeukai.net

【地元レポーター発!旅のコラム】漆黒の闇を照らす幻想的なかがり火「小瀬鵜飼」

備考
荒天時、河川の増水等の理由で中止の場合あり

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