久田見からくり祭り
戦国時代から続く伝統の「糸切りからくり」
久田見からくり祭りは、毎年4月第3日曜日に久田見の氏神である神明(しんめい)・白鬚(しらひげ)両神社で行われます。6輌の絢爛豪華な山車が引き出され、それだけでも壮麗な眺めです。また、6輌の山車が大行列を組んで、移動する光景はまるで平安絵巻を見るような華麗さです。
山車の上に設けられた舞台の上では、独創的なからくり人形劇が繰り広げられます。その人形の動きの秘密は「糸切りからくり」という独特な技法と操作にあり、歴史的、芸術的な価値も評価されています。この久田見からくり祭りの始まりは、天正18年(1590)稲葉右近方通がこの地方を領有したとき、久田見の中心地は山中であるにも関わらず大集落であったため、都会に習って現在の祭りを始めさせたと伝えられています。「糸切りからくり」の技法は、岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されています。
基本情報
- 開催期間
- 令和6年4月21日(日)
- 開催時間
- 9:00~12:30頃
- 住所
- 〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町久田見(神明・白鬚神社周辺)
- 電話番号
- 0574-43-2111
- アクセス
- お車の場合 東海環状道「可児御嵩I.C.」から40分。
公共交通の場合 名鉄明智駅よりYAOバスで「八百津ファミリーセンター前」下車、その後タクシー。※土日祝日は、コミュニティバスが運行していません。タクシー等をご利用ください。新太田タクシー TEL:0574-25-2145