中山神社例大祭(中山太鼓)
岐阜県重要無形民俗文化財
天正2年武田勝頼の美濃侵攻に際して迎え討った織田信長軍の将、串原弥左衛門配下の武士達は、中山神社社頭にて大太鼓を拳で打ち鳴らし、締太鼓を焼き清めた矢で折れ尽きるまで打ち鳴らして武運を祈願したという古事を伝承、中山太鼓と呼称して祭り行事と伝統芸能として伝わり、拳に似せたスリコギ状のバチで大太鼓を、矢に似せた竹製のバチで締太鼓を打つ勇壮な太鼓です。また、現在では、五穀豊穣と無病息災を祈願し打ち鳴らされています。
串原には6組の太鼓打ちはやし組があり、毎年10月の第3日曜日には地域の総氏神中山神社へ太鼓を奉納します。
大勢で叩くことができ、また誰でも参加できる全国でも珍しい太鼓・祭であるため、現在では香川県や愛知県をはじめ、全国から参加者があります。
基本情報
- 開催期間
- 毎年10月第3日曜日
- 開催時間
- 午前8時~午後2時 午前9時宮入り
- 開催場所
- 中山神社
- 問い合わせ先
- 串原振興事務所
TEL 0573-52-2111 - 住所
- 岐阜県恵那市串原3913