西首塚
戦死者への対応を大切にした竹中重門
「西首塚」は、JR関ケ原駅前から国道21号線を西へ700mほど行ったところにあります。「東首塚」と同様、当時この地の領主であった竹中重門が徳川家康の命により、関ケ原の戦いで戦死した兵士たちを埋葬しました。現在は高さ2m、周囲30m程の塚ですが、JR東海道本線の敷設の際に埋葬されていた白骨が大量に出たところから、当時は相当な規模であったと思われます。「西首塚」は、別名胴塚とも呼ばれています。また、東は東軍関連、西は西軍関連の首塚とする説もあります。なお、塚の正面にある御堂は、地元の奉納により千手観音と馬頭観音が安置されています。
国指定・史跡名勝天然記念物
文部省告示第115号
指定年月日:昭和6年3月30日
基本情報
- 住所
- 〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原2236
- アクセス
- JR関ケ原駅からR21を西へ700m
- ウェブサイト