黒田長政・竹中重門陣跡 / 岡山 ( 丸山 ) 烽火場
岡山にあがる、開戦を報じる狼煙!
標高164mの丘陵地・岡山に竹中重門は、黒田長政とともに陣を取り戦機を見て狼煙を上げました。
ここは、戦況が把握しやすく関ケ原の合戦の「開戦の狼煙」を上げるには好適地。
現在も山頂からは関ケ原のまちや辺り一帯を一望することができます。
~黒田と竹中の不思議な関係~
黒田長政と竹中重門の関係といえば、少年時代の約1年間、隣村で共に過ごした旧知の間柄であったそうです。しかも、秀吉が恐れた男・黒田官兵衛(如水)と頼りにしていた男・竹中重治(半兵衛)の両息子が、ともにここ岡山(丸山)で奇しくも陣を敷いたのでした。長政は、文禄・慶長の役で武功をたてていましたが、過小評価の報告をされたことで、石田三成とは朝鮮在陣以来、不仲だったようです。合戦では小早川を東軍に振り向かせ、東軍勝利に貢献したキーパーソンでした。
国指定・史跡名勝天然記念物
文部省告示第115号
指定年月日:昭和6年3月30日
基本情報
- 住所
- 岐阜県不破郡関ケ原町732-27
- アクセス
- 国道21号線関ケ原バイパスの瑞竜交差点を北に車で2分
- ウェブサイト