藤堂高虎・京極高知陣跡
西軍・平塚為広と交戦!
現在のJR関ケ原駅から国道21号線を越えたところにある関ケ原中学校の敷地内に、藤堂高虎と京極高知は陣を構えたとされています。
両隊は合戦時に福島正則隊に続いて東軍左翼縦隊の第2陣として進軍し、開戦後は不破関跡付近まで進撃して、大谷吉継の隊に属していた平塚為広と交戦し、午後には小早川隊と共に大谷隊を攻撃しました。
平和を願う築城の名手
藤堂高虎は、築城の名手として有名で、技術の価値・可能性を誰よりも理解しており、土木や建築の技術をもって、天下泰平な世を作ることができると考えていたそうです。そんな世の中を作るためにも、技術者を大切に扱ったといいます。徳川の時代になって、城の建設を始めます。以前は敵に威圧感を与えるため、黒塗りが当たり前だった城壁を、あえて白壁にすることで、明るさを表現した部分には、高虎の平和への願いが感じられます。
基本情報
- 住所
- 〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町2491-101
- アクセス
- 国道21号線松尾交差点を南下し、住宅街の一角にある中学校へ
中学校の敷地内にありますので、正門から入って右手側へ進んでください - ウェブサイト