ぎふの旅ガイド

「中山道御嶽宿商家竹屋」は、明治～大正時代に造られた主屋と茶室、土蔵から成り、現在は当時の建築様式を残す資料館として公開されている場所。一歩足を踏み入れると、驚くほど奥行きのある空間が広がっています。主屋と茶室は、御嵩町指定有形文化財。主屋は、商家らしく質素ですが、風格のある空間です。

奥に広がる庭園にも癒やされます。主屋の奥にある展示棟では、機織り機や当時の様子が記録された資料も。

「御嶽宿本陣」は、江戸時代、参勤交代の大名たちの休憩・宿泊施設として使われた施設で、現在の建物は明治・大正時代に建て替えられたもの。威厳を感じる門構えを見学し、歴史のロマンに思いを馳せて。

「御嶽宿わいわい館」は、御嶽宿を訪れる人をおもてなしする休憩施設。お茶や軽食を楽しめるほか、御嶽宿ゆかりのお土産や、地元の特産品なども販売しています。ご朱印ラバーは、「御城印」（400円～）も要チェック。

御嶽宿内の古民家で、町の歴史や文化、自然を表現した現代風の新しい郷土食「みたけ華ずし」を作れます。「郷土食」と聞くと少し地味な印象があるかもしれないけれど、ここで作れるのはバラを模した箱寿司や、色とりどりの太巻き、ササユリやアユの形の寿司など、見た目にもこだわった可愛いものばかり！

体験は完全予約制で、作った華ずしは、季節の設えの和室で食べるか、持ち帰りができます。早めに予定を決めて予約しよう。

京都から移住した夫婦が営むカフェ。「綺麗なものを作るのが好きで」と話す店主がこだわるスイーツやドリンクの数々は、思わず「かわいい！」と歓声を上げてしまうものばかり。「ハイカラゼリーサイダー」（右）など、色とりどりのメニューは目移り必至。

「ケーキセット」（ドリンク付き1000円）をおやつにすれば、歩き回った疲れも吹き飛びそう！シンプルながらこだわりを感じるインテリアにも注目です。