森部川古戦場薬師堂
永禄4年、織田信長は西美濃を征服しようと、本郷村より長良川を渡って森部村に進出し、斉藤龍興の軍と戦いました。斉藤軍6000人に対し、織田軍1500人で戦い、墨俣の下宿から押し寄せてきた斉藤軍を信長は見方を三手に分け、敵を挟み撃ちにして破りました。
この戦いで前田利家は、以前からの勘気を解かんものと、一番に敵陣に討ち入り、首級二つを信長に差し出し、許されたことから「出世の門出」となる戦いでもありました。
この戦いで活躍した柴田勝家、森三左右衛門、毛利新助、河村久五郎により織田軍はわずかな死傷者で大勝利をおさめました。その首実検を行ったのが薬師堂前で、戦死者が祀られています。その際に、信長が鎧をかけた松を「鎧かけの松」として伝えられております。
基本情報
- 住所
- 岐阜県安八郡安八町森部
- 料金
- 無料
- アクセス
- 安八SICより車で10分
- 駐車場(大型バス)
- なし
- 駐車場(普通自動車)
- 参拝者用駐車場数台