「ワイドビューひだ」で飛騨の冬景色と飛騨牛を!
- 永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
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今回は飛騨へとだんだん近づいていく景色を楽しみながら「ワイドビューひだ」で飛騨古川へ行ってみました。
「ワイドビューひだ」で飛騨に向かう
JR岐阜駅から乗車し飛騨へ。
途中、川を見ることができる。飛騨に近づくにつれ川の色が変わり少し雪深くなっていく。そんな変化を車窓から観察するのもこの旅の楽しみの一つです。
別世界の飛騨古川
駅に着くと思ったより雪が深い。以前、春に訪れた際に見た景色とは全く違って見える。
歩道は凍っている所もあるが、歩きやすい様に雪かきがしてある。
ちょっとした事だが、街の方たちの優しさを感じる。
古い町並みの建物と雪は本当に良く合い、どこを撮っても映えスポットになる。
城下町・古川といえば、白壁土蔵街。そこを流れる瀬戸川に泳ぐ鯉は、人気の観光スポットであるが、11月下旬から4月上旬までは増島城跡の池へ移される。それでもこの雪景色が観たくて白壁土蔵街には必ず訪れようと思っていた。
城下町を独り占めした気分で、いつもより時間がかかる雪の中の散策も最高に贅沢な時間の過ごし方となる。
歩いていると除雪車に遭遇。雪煙を空に向かって吹いている姿は勇ましい限りだ。朱塗りの今宮橋と雪のコントラストがいかにも飛騨らしい。
この橋から見る桜も綺麗だが、雪にも見惚れる。
聖地「君の名は。」 気多若宮神社入口
飛騨といえば、映画「君の名は。」の聖地巡礼の地。
映画の中では雪が積もっているシーンは無いが、せっかくなので行ってみた。見慣れた風景が雪によって真新しく感じる。
・気多若宮神社入口
まさに聖地への入り口。雪が積もっているからか、神秘的に感じる。
聖地「君の名は。」 飛騨古川駅
・飛騨古川駅
飛騨市の観光サービスは万全で、聖地に行くと撮影スポットが紹介されている。
最も親切さを感じたのは、写真が撮りやすいよう踏み台が設置してあったり、窓の格子の幅が少し広い。巡礼と共に飛騨市の心配り巡りもしたい。
同じ景色でも季節によって表情が違う飛騨に、聖地巡礼に限らず心奪われる。
他にも「君の名は。」の聖地があるので時間があったら全て回りたい。
何度も行きたい「飛騨古川まつり会館」
2022年4月19日・20日に開催される古川まつり。
実際お祭りを見るのはもちろん楽しいが、ゆっくり1つ1つの山車を眺めたり、説明を聞いたり、実際のお祭りを楽しむまでの予習も楽しい。
起し太鼓の際に行われる曲芸の「とんぼ体験」は、ここでやってみてほしい事のひとつ。
実際は約3.5メートルと、かなりの高さで行われるが、初心者向けに足がつく高さで体験できる。なかなかの難易度だ。ますます祭りが見たくなる。
飛騨といえばお酒。まつり会館では、2,000円(税込)でお酒のラベル作り体験が出来る。
和紙に絵やメッセージを書き、世界に1つだけのオリジナルラベルが作れる。実際に作ったラベルは、酒瓶に貼り持ち帰る事が出来る。
飛騨の旅のお土産はここで作ろう!
飛騨で飛騨牛
飛騨といえば、やはり「飛騨牛」
その土地の名がついた牛肉は、やはり押さえておきたい。今回は飛騨を訪れた際にはぜひ行ってみてほしい名店「山勇牛一貫」で飛騨牛をいただいた。
おすすめポイントは、何といっても繁殖から飼育まで一貫して行っているところ。
お店の入り口で〝飛騨のさるぼぼ 飛騨牛″がお出迎えしてくれる。
記念撮影のおすすめスポットでもある。
メニューも豊富で、リーズナブルなセットから、思い切って奮発して食べてみたいものまで、幅広いところもおすすめだ。
そのたくさんのメニューの中から、今回選んだのはコチラ。
”「山勇牛」厳選おすすめ部位ステーキセット”
その時の一番美味しい部位を選んでくれる。飛騨牛のうまみたっぷりで、舌でも飛騨を感じることができた。
セットには、小鉢・サラダ・ご飯・味噌汁が付いており、サラダのドレッシングは自家製季節の野菜ドレッシング。飛騨産コシヒカリ。地味噌使用の味噌汁に飛騨のお漬物、といった具合に、飛騨愛をここでも感じることができる。
平日1日10食限定のランチメニューも捨てがたい。
絶品の飛騨のトマトと合わせた「トロットロ牛すじトマト丼」、低温で3時間かけて仕込んだ赤身肉の「飛騨牛ジューシー ローストビーフ丼」。
また次に来た際には、ぜひ食べてみたいと思う。
どの季節も素晴らしい飛騨
いかがでしたでしょうか?
どの季節も素晴らしさを感じさせてくれる飛騨古川。
寒い時に飲む日本酒の熱燗もまた格別です。四季を問わず楽しませてくれる飛騨にぜひ一度遊びにいってみてださい。