日本初!自動運転バスで岐阜市の中心市街地を巡る
- 永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
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このバスは、岐阜市の中心市街地で2028年3月31日まで5年間、無料で運行されます。交通量の多い市街地で長期間継続運行するのは全国初とのこと。実際に自動運転バスに乗ってきたのでご紹介します。
デザインが素敵
運転席もハンドルもない!
バスの中には当然ですが、運転席やハンドルがなく、斬新さを感じました。
とは言っても、まだ自動運転レベル2なので無人ではなく、中に係の方はいて、色々な説明をしてくださいました。
人や車を感知すると急ブレーキがかかることもあるので、シートベルトは必ず着用して乗車します。
近未来な感覚
中心市街地を自動で走るのは、まるで近未来のようですよね。スピードはゆっくりなので安全です。
いつもの岐阜の景色をのんびり眺めることができて、とても優雅な気持ちになれます。
テーマパーク内を走るバスのような感覚で、岐阜市のまちの中を「GIFU HEART BUS」で巡っていただきたいです。景色を楽しみながらゆっくり回れますよ。
2つのルートで岐阜市を観光
自動運転バスの運行ルートは2つ。中心部ルートと岐阜公園ルートです。
中心部ルートは、
JR岐阜駅→柳ケ瀬→岐阜市役所・メディアコスモス→高島屋前→JR岐阜駅
岐阜公園ルートは、
JR岐阜駅→柳ケ瀬→市役所・鶯谷高校口→川原町→岐阜公園歴史博物館前→御鮨街道→市民会館・裁判所前→高島屋前→JR岐阜駅
岐阜公園ルートは、土日祝のみの運行となりますので、ルートと時刻表を見てご予約くださいね。
9ヵ所あるバス停には、「GIFU HEART BUS」専用のバス停があります。
バス停、バスのデザイン、ロゴなどは、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」など、公共交通のデザインに数多く携わる水戸岡鋭治氏によってデザインされたもの。
このバス停がまた可愛いくて、バスと同じ赤色で、サイズは少し小さめで、全部コンプリートしたくなります。
バスの待ち時間に新たな発見も!?
僕は今回、岐阜市役所から乗ってみました。
バスを待っている間に、とても立派な松の木を見つけました。その隣には石彫刻も。旧市庁舎にあったものを移設したようです。
公共交通機関を利用すると、ちょっとした待ち時間にも、日頃見つけることができなかった発見があり楽しいです。
これからの岐阜市
川原町や御鮨街道は特に細い道で、自転車や歩行者の方、すれ違う車もありますが、自動運転を楽しみながら、ぜひバスの中から見える景色を楽しんで欲しいです。
また、この赤いバスを見たら、写真を撮ってSNSで広めて欲しいなと思います。
自動運転バスの運行が終わる2028年3月31日、これから5年後、どんな未来が待っているかが楽しみです。