岐阜の冬の絶景撮影スポットオススメ5選!!
- showka♡
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岐阜県の雪景色と言えば「白川郷」が有名ですよね。今回は白川郷をはじめ、私がオススメする雪景色が美しい撮影スポットをご紹介いたします。
雪道を運転する際は気を付けてお出かけください。
岐阜公園周辺の美しい雪景色(岐阜市)
「岐阜公園」は、岐阜市の金華山のふもとに位置する公園で、公園内には多くの見所があります。今回はその中から「日中友好庭園」と「三重塔」の雪景色をご紹介いたします。
日中友好庭園
住所:〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町1丁目46
駐車場:岐阜公園駐車場もしくは長良川河川敷の駐車場をご利用ください
【日中友好庭園 夜の雪景色】
「日中友好庭園」は、岐阜市と中国の杭州市の友好都市提携を記念して造られた庭園です。
中国風の門や東屋、西湖をイメージした池があり、桜が満開の時期には池周辺がピンク色に染まり有名な桜の名所となっています。雪が降ると庭園の雰囲気と相まって幻想的な世界が広がります。
【雪の玉ボケ入り】
カメラ内蔵のフラッシュやストロボを使って雪の玉ボケを入れて撮影すると更にドラマチックな写真になります。
カメラ:Canon EOS80D
(撮影設定 ISO100/F2.8/SS1.3秒)
【一際目を引く朱色の塔】
金華山山麓に立つ高さ約22.17mの三重塔。平成17年2月に国の登録有形文化財に登録されました。
美しい朱色の塔は、雪景色の中いっそう映えます。
【青空と雪の三重塔】
雪が積もった日の翌日に晴れると、青空と雪景色のコラボが見れるかも!すぐに溶け始めてしまうので撮影は午前中がオススメです。
雪が降るといつもと違った岐阜公園周辺の景色が楽しめるので、ぜひ一度行ってみてくださいね。
雪景色と言えば「冬の白川郷」(白川村)
冬の白川郷は格別の美しさがあります。茅葺き屋根に真っ白な雪が積もり、集落全体が白く染まる豪雪地帯ならではの雪景色が広がります。夜には家の明かりが雪の白川郷をうっすら照らし、温もりを感じる幻想的な雪景色が見られます。
また、年に6日間だけの特定日に開催されるライトアップイベントは毎年大人気です(完全事前予約制)。
【展望台から眺める雪夜の集落】
日が沈む頃には家々の明かりが灯り始めます。窓からもれる暖色系の明かりが町並みを優しくライトアップしてくれます。
カメラ:Canon EOS80D
(撮影設定 ISO640/F11/SS30秒)
雪の玉ボケを入れると、より絵本のような幻想的な雪景色に見えます。お好みの設定で撮影を楽しんでくださいね!
なお、展望台までの道は坂道で細い箇所もあるので気を付けてお出かけください。
カメラ:Canon EOS80D
(撮影設定 ISO400/F2.8/SS4秒)
【日暮れ前】
雪が止んだ後にほんのり焼けた空と撮影できました。ほんの数分間だけ見れた景色です。
【通称 サザエさん】
「通称サザエさん」。屋根にこんもり雪が積もると「サザエさん」の髪型のように見えることからそう呼ばれています。この日は、残念ながらモコモコ不足でした…。
【通称 三小屋】
食事処「忠兵衛」の三棟並んだ合掌造りも人気のスポットです。
白川郷は有名な観光地ですが、地元の方々が家屋や自然を大切にしながら生活されています。特に夜間の撮影をされる場合は、近隣住民の方にご配慮ください。
紅葉の名所「両界山横蔵寺」の雪景色(揖斐川町)
803年(延暦22)に伝教大師最澄(さいちょう)が創建したと言われている「横蔵寺」は、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲にある天台宗寺院です。別名「美濃の正倉院」とも呼ばれ、国の重要文化財を含む多数の文化財があります。また、紅葉の名所として有名で秋には多くの観光客で賑わいます。
静寂に包まれた雪の横蔵寺は、荘厳さが増して一見の価値があります!
両界山横蔵寺
住所: 〒501-1317 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160
電話番号: 0585-55-2811
駐車場:有り
【山門 仁王門】
横蔵寺は1571年(元亀2年)織田信長の兵火で焼失し、現在ある本堂、三重塔、仁王門などの主要建築物は江戸時代に復興されたものです。
【三重塔】
歴史を感じられる横蔵寺の三重塔。紅葉や深緑の時期も素敵ですが、雪に包まれた神秘的な佇まいが美しかったです。
【赤い橋と飛鳥川】
赤い橋と飛鳥川は、個人的にとても好きな場所です。真っ赤な紅葉や、深緑のシーズンも絵になりますが、真っ白な木々に囲まれたこちらの雪景色は格別です!
雪が積もった境内は滑りやすいので、スノーブーツなど雪道を歩きやすい靴でお出かけください。
高賀山を囲む高賀六社の1社「瀧神社の冬景色」(美濃市)
「瀧(たき)神社」は、妖怪退治伝説にまつわる高賀山を囲む高賀六社の1社で、板取川支流の乙狩川沿いにある標高420mの神社です。高い木々に囲まれた鳥居やこま犬、石段は厚いコケをまとい、とても雰囲気があります。
神社までの道は細い箇所が多いので気を付けてお出かけください。
瀧神社
住所:〒501-3786 岐阜県美濃市乙狩(おとがり)2218
駐車場:神社の社務所横にあります
【瀧神社の鳥居】
階段に人を入れたポートレート撮影でも人気の場所です。鳥居から本殿に続く長い階段と空へ高く伸びる木々の光景が神秘的です。
【こま犬】
積もった雪が風で舞い落ちる光景はとっても幻想的でした。
太陽が差し込むとあっという間に雪が溶け始めるため、早朝~午前中の撮影がオススメです。
【まるで戸〇神社?】
鳥居の手前を右に入った山道です。細い道の両脇は見事な木々に覆われて、まるで戸隠神社のような杉並木が続きます。
【太陽の光に照らされて】
光が差し込むと一気に雪が落ち始めました。落ちる雪が光に照らされて幻想的です。
また、「瀧神社」の近くには「岩門の滝」や「モネの池」などの観光スポットもあります。行かれる際はぜひそちらも立ち寄ってみてください。
私のイチオシ!!樹齢1500年余り「根尾淡墨桜が魅せる雪桜」(本巣市)
樹齢1500余年を誇る孤高の桜。山梨県「山高神代桜」、福島県「三春滝桜」と並んで日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されています。
根尾淡墨桜は、過去数回にわたる枯死の危機を乗り越えてきました。老化が著しく幹内部にできた空洞も広がりつつありますが、樹木医や地元の人々の手厚い看護によって守られています。
ここは、私がカメラを始めた3年前の冬から通っている大切な場所です。寒い冬に耐えながら魅せる美しい姿は圧巻です!
根尾淡墨桜
住所:〒501-1524 岐阜県本巣市根尾板所字上段995
駐車場:有り
【日の出前に】
雪の玉ボケをしっかり入れたかったので薄暗い時間に撮影しました。
カメラ:Canon EOS80D
(撮影設定 ISO200/F2.8/SS40秒、カメラ内蔵フラッシュ使用)
【雪桜の朝】
明るくなってくると徐々に雪の花を咲かせた淡墨桜の姿が浮かび上がってきます。
雪が積もりすぎると枝に負担が掛かるため、樹木医さんが枝の雪を落とす作業をしてくれています。
【夕暮れの雪桜】
ひっそりと日暮れを待つ時間も静かでオススメです。
冬はほとんど人が居なかった場所ですが、最近は幻想的な姿が話題となり冬も人気のスポットになっています。雪の淡墨桜を見に訪れる人も増えています。
淡墨公園内では、雪遊びを楽しむ家族連れの方も多いです。ぜひ一度見にいらしてください。