地元レポーター発!旅のコラム

秋の飛騨高山〜おすすめスイーツ6選〜

あすみん
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長く続いた暑さが少しずつ和らぎ、飛騨高山には朝晩涼しい風が吹き始めました。
いよいよ秋到来ですね!
飛騨高山の秋と言えば、日本三大美祭(※)の一つ、櫻山八幡宮の例祭「秋の高山祭」(毎年10月9日、10日催行)が有名ですが、今回は食欲の秋として、私のおすすめスイーツを6つご紹介します!
ぜひ、秋の高山祭や、紅葉狩り、飛騨高山観光の楽しみの一つとして参考にしていただければ嬉しいです。

※4月14日・15日の日枝神社の例祭・春の「山王祭」と、10月9日・10日の櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)の例祭・秋の「八幡祭(はちまんまつり)」。これらを総称して、「高山祭」と呼ぶ。

松本餅店「笹だんご」

毎年、夏〜秋頃にかけて店頭で販売される「特製 笹だんご」。

串にはもちっと柔らかいお団子が4つ、その周りに甘すぎないあんこがそっと寄り添っています。

笹に包まれて良い香りな上、街並みにも映える、私の大好きなお団子です。

緑色の笹が取れる10月末頃までの販売となっています。

1本100円(2023年9月現在)というのが驚きです!ぜひお買い求めください!

(数に限りがあり、午前中で売り切れることもあるそうです。ご了承ください。)

○松本餅店

住所:岐阜県高山市下二之町6

電話:0577-32-2181

(笹だんごは10月末頃まで販売予定)


巻葉屋 分隣堂 「栗よせ」

大正15年創業、古い町並の一角で3代目と4代目が営む「巻葉屋 分隣堂」。

創業当時から販売している落雁(らくがん)や饅頭等が人気のお店ですが、秋になると「栗よせ」を販売しているのをご存知ですか?

「栗よせ」は、飛騨高山で古くより愛されている郷土菓子で、国産の良質な栗をふんだんに使用し、小豆餡と混ぜ合わせ蒸しあげた和菓子です。

上品な甘さであっさりしているので、いくらでも食べられそうです!(個人の感想です)

地元客はもちろん、県内外からこの「栗よせ」を楽しみに高山を訪れる方も少なくありません。

例年9月上旬〜11月下旬の期間限定で販売しています。

秋の飛騨高山へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

○巻葉屋 分隣堂

住所:岐阜県高山市下二之町70

電話:0577-32-1844

定休日:不定休

営業時間:8:00〜19:00


じゅげむ MINAVIETA×じゅげむコラボ商品「飛騨のりんご」

観光客で賑わう飛騨高山の古い町並でお土産処を営む「じゅげむ」。

店頭で販売している飛騨牛串焼きや飛騨牛コロッケがとても人気のお店ですが、店内に入ってみたところ、とても美味しそうなプリンが並ぶ棚を発見!

その中で私が気になったのが、高山のイタリアン「MINAVIETA(ミナヴィータ)」×じゅげむコラボ商品と書かれたスイーツ「飛騨のりんご」です。

早速購入して食べてみると、プリンのようなパンナコッタのような(?)、とろける食感が新感覚でした!(まさに看板の通り)

食べ進めると底にはりんごのコンポートがたくさん入っていてとても美味しかったです(個人の感想です)。

古い町並散策の際は、新感覚スイーツをぜひお試しください!

○じゅげむ

住所:岐阜県高山市上三之町72

電話:0577-34-5858

定休日:年中無休

営業時間:火・水 9:00〜17:00、木〜月 9:00〜18:00


Cafe TAKAYAMA TERRACE 「高山産ラフランスジュース」

高山市上一之町の「飛騨高山まちの体験交流館広場」内に、2018年にオープンした開放的なカフェ「Cafe TAKAYAMA TERRACE」があります。

人気のオープンサンド等の食事メニューの他、季節のジュース等を味わうことができ、飛騨高山観光や食べ歩きの途中での休憩にもぴったりの場所です。

今回ご紹介したいのは、(1枚目写真)左から「高山産ラフランスジュース」と、店員さんオススメの「自家製アップルジンジャーサイダー」。どちらも爽やかでとても飲みやすく、後味もさっぱりしています(個人の感想です)。

自家製アップルジンジャーサイダーは、はちみつとしょうがで煮たりんごの果肉がどっさり入っていて、食べながら飲める美味しいジュースでした!(個人の感想です)

朝晩は冷え込む高山の秋ですが、日中は気温が高くなりがちです。

水分を補給しつつ高山散策をお楽しみください!


○Cafe TAKAYAMA TERRACE

住所:岐阜県高山市上一之町35-1

電話:0577-32-5855

定休日:火・木

営業時間:10:00〜16:00



LE MIDI(ル ミディ)「宿儺かぼちゃの三ツ星プリン」

高山市本町2丁目商店街にて、飛騨牛ステーキとハンバーグ専門店を営むレストラン「LE MIDI(ル ミディ)」。

こちらでは飛騨高山の伝統野菜である「宿儺(すくな)かぼちゃ」を使用した「すくなかぼちゃの三ツ星プリン」を提供しています(レストラン向かい側にプリン専門店があり、土日はそちらで販売中です)。

飛騨産の卵や飛騨の牛乳など、地元の素材をふんだんに使用しており、かぼちゃの濃厚な風味となめらかな口溶けがたまらない一品で、付属の黒蜜をかけて食べるとかぼちゃの自然な甘みをより一層引き立ててくれます(個人の感想です)。

ラベルには、収穫された年(左側)と今シーズン何作目(右側)かが記されており、毎年秋には初物を楽しみに購入する地元の方も多いようです(その年のかぼちゃの出来具合がそのまま味に反映されますので、違いをお楽しみいただけます)。

お土産に、ご自分へのご褒美スイーツにも、ぜひご利用ください!

○LE MIDI 宿儺カボチャの三ツ星プリン専門店

住所:岐阜県高山市本町2丁目2

電話:0577-57-8686

定休日:不定休

営業時間:10:00〜15:00

※向かい側のレストランにて販売することもあります。お問い合わせください。


福太郎「あぶらえ五平餅」

高山市下三之町にて町家カフェを営む「福太郎」では、自家製のお米を使用した五平餅に、飛騨地方の郷土食材「えごま」をすりつぶした濃厚なタレをつけて焼き上げる「あぶらえ五平餅」を販売しています。

飛騨のお米の甘さによく合う、香ばしいえごまの濃厚なタレ。たっぷりつけてくださるので、満足感が半端ないです(個人の感想です)。

昔は街中でよく見かけた「あぶらえ五平餅」ですが、タレを作るのに手間がかかることから、味噌だれに変更したお店も多いのだそう。「福太郎」さんは大変貴重な存在です。

店舗は明治期に建てられた伝統的建造物で、飛騨の伝統工法により復元修復され、町家カフェに生まれ変わりました。

テイクアウトはもちろん、店内でもお召し上がりいただけます。

江名子川沿い散策や、宮川朝市散策の休憩はこちらへ、ぜひお立ち寄りください!

○福太郎

場所:岐阜県高山市下三之町58

電話:0577-35-6777

定休日:不定休

営業時間:9:00〜18:00



この記事のレポーター

あすみん
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“飛騨の景色を届けたい”をモットーに
カメラ抱えて東へ西へ
生まれ育った飛騨が大好き
GIFUを世界へ! ママフォトグラファー

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