【養老鉄道】「シナモロール列車」に乗って養老まで行ってみたよ!
- 各務ゆか
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「養老鉄道×シナモロール」ラッピング電車とは
2023年7月29日より2024年1月28日まで実施されている「養老鉄道×シナモロール」。岐阜と三重県の両県にまたがるローカル列車「養老鉄道」が日本旅行と協業し、沿線地域に観光客を呼び込むためにのキャンペーンです。
3両編成の車体にシナモロールがラッピングされた列車が大垣駅から桑名間、大垣駅から揖斐駅間を毎日走っています。
乗車に特別料金は必要なく、通常列車の1本として日々運行しています。養老鉄道のホームページに毎日のラッピング電車運行予定が載っているので、乗りたい場合時刻をチェックしてからお出かけするのがおすすめです。
オリジナルデザインきっぷやオリジナルグッズも販売
シナモロールをあしらったオリジナルのグッズも販売されています。シナモロールのシナモンが養老鉄道の制服を着たイラストが載った缶バッチとクリアファイルがあったのでゲット! グッズは養老鉄道の各有人駅のほか養老鉄道公式サイトでネット販売もされています。
オリジナルデザインの1日フリーきっぷもあります。大人1,500円、子ども750円(ともに税込)なので、たとえば大垣から桑名間を往復したい場合は1日フリーきっぷを買った方がお得です!
沿線市町村の名物がシナモロールとともに描かれた車体
車体には大垣の「グリーンソフト」や南濃町の「南濃みかん」神戸町の「バラ」など、養老鉄道沿線の特産品や名物などが描かれているのも特徴。
上の写真はシナモロールと大垣の夏の名物「水まんじゅう」が描かれた部分です。見る面によって様々なイラストがあるので、お気に入りのシーンを見つけてみてください!
大垣駅から養老駅まで乗車
大垣駅からラッピング列車に乗車し、養老駅を目指してみることにしました。大垣駅構内の待合室もシナモロール仕様になっていたりするので楽しいですよ。
早速シナモロールのラッピング列車が到着!日常使いの列車として、通勤・通学の方が可愛らしい車両から普通に降りてくるのも面白いポイントです。
車両の中にもシナモロールを発見。吊り革広告や天井、扉などにもイラストが書いてありました。養老鉄道の赤のベロアのイスとシナモロールのイラストがマッチしていてとても可愛らしい車内となっています。
さらに車両を見渡すと、シナモロールのマスコットがところどころにいるのを発見。運転席の中や荷物棚などにいるので、乗車した方はぜひ見つけてみてください!
レトロな養老駅駅舎と周辺観光を楽しむ
可愛らしい電車に癒されながら沿線の景色を楽しんでいると養老駅に到着!ここで下車することにします。養老駅の駅舎は大正8年に建てられたものが現存しており「中部の駅百選」にも選出されています。木造駅舎は写真映えも抜群です。
2022年4月に養老駅舎に併設して観光インフォメーションもオープンしています。館内の中心に養老の滝をイメージした木製のオブジェも設置されておりとてもおしゃれな空間です。電子看板で町内の観光情報の案内があったり、休憩用のテーブルや椅子なども用意されています。
お茶やコーヒーを注文できるカフェもあるので、同施設で販売されている地元のスイーツなどを一緒に購入してお茶休憩するのもおすすめです。
養老駅の目の前にある「きび羊羹本家」もおすすめです。養老駅の開通に合わせて開業した店舗で、その歴史は100年以上。「きび羊羹」や「養老豆」といった養老土産として古くから親しまれている逸品を作っていらっしゃるお店です。
「きび羊羹」はきびのぷちぷちとした舌触りが特徴の羊羹。使用している原料は「きいきび」「寒天」「はくざら(砂糖)」の3つ。添加物を一切使用しておらず自然食品として体にもやさしい羊羹となっています。
もう一つの看板商品「養老豆」も根強い人気を誇る商品。煎豆に砂糖をまぶしたものが養老伝説にちなんだひょうたん型の容器に詰められています。サクサクとした甘い豆が美味しくてついつい食べすぎてしまう逸品です。
■店舗情報
店名:きび羊羹本家
住所:岐阜県養老郡養老町鷲巣1568-2(養老鉄道 養老駅前)
TEL:0584−32-0512
まとめ
養老駅周辺でお土産も購入し、再び大垣駅へ向かう電車に乗って帰路につきました。2024年1月28日(水)までの期間限定で走っている「養老鉄道」と「シナモロール」がコラボした列車。特別列車ではなく、普段走っている車両の一つとして運行されているので気軽に乗車できるのも嬉しいポイントの一つです。沿線の名産物とシナモロールが一緒になったイラストを見ることができるもこの列車ならでは。この機会にシナモロール列車にぜひ乗車して楽しい沿線の旅にでかけてみることをおすすめします!