心地よい秋の夕暮れに岐阜県・美濃市で行われている美濃和紙あかりアート展へ行ってみませんか?
- ハマダアヤノ
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美濃和紙あかりアート展とは?
みなさんは「美濃和紙(みのわし)」をご存知でしょうか?東海に住んでいる方なら、聞いたことがある人も多いと思いますが、美濃市は美濃和紙の生産地としてとても有名です。そしてもうひとつ、美濃市というと「うだつの上がる町並み」という江戸時代からの情緒溢れる町並みも、有名な観光地となっています。
そんな「美濃和紙」と「うだつの上がる町並み」を融合したイベントが、この美濃和紙あかりアート展です。2023年の今年は、第30回目の開催となり、こちらで展示されている灯りはすべて1300年の伝統のある美濃和紙を使用したものを全国から公募し、展示しています。昔ながらの町並みの中に浮かび上がる美しい灯りは、多くの人を魅了し、長く愛されるイベントになっています。
うだつの上がる町並みをぶらりと散歩
私が「うだつのあがる町並み」に到着したのは15時半。10月半ばということもあり、まだまだ日が暮れるまで時間がありました。灯りの点灯時間は17時からですが、それまでは明るい時間の町並みや灯りを堪能しようと散歩をすることにしました。
昔ながらの古い建物や蔵の中には、おしゃれなショップや宿などもあり、古いものの良さと新しいものの良さが融合したとても素敵な空間がたくさんあります。元々景観が美しい場所なので、歩いているだけでもその時間を楽しむことができます。
明るい時間は灯りのデザインを堪能できます
町並みの中に自然と溶け込んでいる灯りは、色々なデザインやアイデアが詰め込まれているので、明るい時間はその美しい灯りのフォルムを見て楽しんでいました。明るい時間でも十分に楽しめますが、暗くなってからの光もきっと素敵なのだろうと感じさせてくれる灯りをたくさん見ることができます。
おしゃれなデザインの灯りだけでなく、小学生の子たちが考えた灯りもとても素敵で、つい写真を撮りたくなるような斬新な作品であったり、可愛いデザインであったりするので、ぜひ探してみてくださいね。
夕暮れに合わせて灯りに光が灯ります
17時になると、灯りが点灯し始めます。美濃和紙あかりアート展のスタッフの方と少しお話をした時に「真っ暗になった時よりも、夕暮れが一番きれいでおすすめですよ」という話を聞いたので、夕暮れからまた町並みを歩き始めました。
昼間の時とは異なり、光が灯されたことでとても幻想的な雰囲気を楽しむことができます。同じ場所を撮影しても、灯りがぼんやりと美しく光ることで、その風景はまったく違うものになります。
秋の夕暮れにゆったりと散歩をしながら情緒ある町並みで灯りを楽しんでみませんか?
秋の過ごしやすい季節の夕暮れに、灯りの美しい光と情緒溢れる町並みを堪能してみてはいかがでしょうか?たくさんの形や色合いの灯りを楽しめるのはもちろん、スマホやカメラで撮影すると、美しい写真を残すこともできるので、色々な楽しみを感じることができると思います。
【2023年開催期間】
第1部:10月8日(日)~10月21日(土)、第2部:10月22日(日)~11月30日(木)