ルートは2つ!飛騨神岡 廃線を楽しむ レールマウンテンバイク「ガッタンゴー!」
- あすみん
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岐阜県の北側に位置する飛騨市神岡町に、廃線を利用し、マウンテンバイクと組み合わせた新感覚のアクティビティ「ガッタンゴー」があります。
現在「まちなかコース」と「渓谷コース」の2コースがあり、どちらのコースも電動アシスト付きマウンテンバイクなので、体力に自信の無い方も、スイスイ漕ぎ進めます。
また、「漕ぐのはちょっと苦手…」という方には、「まちなかコース」のみスタッフがオートバイで牽引する木製トロッコもご用意しています。
ご家族連れやペット同伴の方(身長制限無し)におススメ「まちなかコース」、非日常やスリルを味わいたい方(身長145㎝以上限定)におススメ「渓谷コース」。
さあ、次のお出かけは飛騨神岡へGO!あなたはどちらのコースを選びますか??
飛騨市神岡町を遊びつくす、贅沢な1日を是非あなたも体験してみてください!
みんなの愛から生まれた「ガッタンゴー」
2004年までは現役で神岡鉱山の貨物を運んでいたという旧・神岡鉄道。
惜しまれながらも2006年に全線が廃線となったそのレールを、地元住民や熱い想いを持つ皆さんが知恵を出し合い、2007年レールマウンテンバイク「ガッタンゴー」に生まれ変わらせました。
沢山の方の愛と努力により蘇ったその路線は、今日も人々の笑顔を運ぶ生きたレールとして「ガタンゴトン」と音を立てています。
親子連れに大人気!ガッタンゴー「まちなかコース」
ガッタンゴー「まちなかコース」は、その名の通り神岡の町なかをレールマウンテンバイクで駆け抜けることができるコースです。※事前予約優先制です。
春には「奥飛騨温泉口駅」周辺桜並木の下を出発、暑い夏には温度差20℃にもなるひんやりしたトンネルを抜け、秋は飛騨の山々が赤や黄に色づく中を爽快に走り抜け、11月下旬には冬季閉鎖に入ります。
こちらのコースでは、小さいお子様、ペット連れの方、車イスの方への対応もしております。お気軽にお問合せください。
今回、初めて乗車する友人家族と一緒に「まちなかコース」に挑戦しました!
一家が乗車したのは、4~5人乗りの「2階建てシートセット」。
子供たちは眺めの良い補助席に座り、お父さんお母さんが頑張って漕ぎます!(笑)
(電動アシスト付きなので安心してください!)
往路では真っ暗なトンネル内を皆で「キャーキャー」言いながら駆け抜け、復路では地元高校生によるトンネル内イルミネーション「トンネルリエ」にうっとりしました。(「まちなかコース」限定)
「まちなかコース」周辺の素敵カフェ(1)自家焙煎珈琲と花酵母パン「あすなろ」
ガッタンゴーで消耗したエネルギーをチャージするなら、「まちなかコース」の発着点「奥飛騨温泉口駅」周辺にあるおしゃれな喫茶店へ!
「国鉄神岡線終着駅」の旧駅舎を改装した「あすなろ」は、昭和レトロな店内で「自家焙煎珈琲と花酵母パン」が楽しめるお店です。
焙煎士が手作業で豆の選別を行うというこだわりのコーヒーや、天然素材を使ったもちもちの美味しい花酵母パンを是非ご賞味ください。
「まちなかコース」周辺の素敵カフェ(2)壱〇壱(ICHI MARU ICHI)
「まちなかコース」の発着点「奥飛騨温泉口駅」周辺にあるおしゃれな喫茶店、2件目は「壱〇壱」(ICHI MARU ICHI)。
和モダンを感じる店内に大きな窓からの明かりが差し込み、ガッタンゴーを楽しむ乗客の歓声が時折耳に届きます。
日常の中の非日常を味わえる古民家カフェで、お好きな商品を手にくつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょう?
併設するセレクトショップでは、飛騨春慶のアクセサリー等や書籍なども販売しています。
2018年 NEW OPEN!スリル満点!ガッタンゴー「渓谷コース」
ガッタンゴー「渓谷コース」は2018年にオープンし、自然の中や高所を駆け抜けるスリル満点の新しいコースです。※事前予約優先制です。
「渓谷コース」で走る車両はすべて2~3人乗りの「観覧シートセット」です。(身長145㎝以上の方のみ参加できます。)
飛騨の山々や美しい川などの絶景に癒されつつ、真っ暗なトンネルや高所に架かる鉄橋などでは刺激的な体験が待っていることでしょう。
今回初めて、私も「渓谷コース」に挑戦しました!
ルールの確認をしたら、安全帯とヘルメットを装着して、しゅっぱーつ!
木々のトンネルをくぐっていくと、パーっと景色がひらけ、そこかしこで歓声があがります。
真っ暗なトンネルを抜けると赤い鉄橋が。足元が透けており、はるか眼下に美しい渓谷が見えます。
新緑の時期や紅葉の時期の「渓谷コース」は特に景色が良く、おススメです!
さあ、次のおでかけ日和、あなたはどちらのコースに行く?!
自然たっぷりの飛騨神岡へ、是非遊びにきてくださいね!
- ガッタンゴー「渓谷コース」は、「まちなかコース」とは発着点が違いますので、ご注意ください。
廃線ならではの映え写真を撮ろう!
ガッタンゴー「渓谷コース」の発着駅である「漆山駅」。
マウンテンバイクで漕ぎだす場所から駐車場の反対側へ歩いていくと、レール内で写真を撮影できるスポットがあります。
参加した友人らと写真を撮りあっこしたら、楽しさも思い出も倍増ですね!
廃線だからこそできる貴重な体験を、ぜひ飛騨神岡で。
「ガタンゴトン」みんなの笑顔を乗せて、今日もレールは生きた音色を奏でます。
天気が良く、景色も最高で帰りのトンネルのイルミネーションの演出もとても素敵でした!