今年も進化した「ぎふ灯り物語2024」!岐阜市ならではのライトアップイベント
- 永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
- 投稿日;
楽しみにしており毎年見に行っています。
年ごとに少しずつ違ったしつらえなので、今年はどんな感じなのか期待が膨らみます。
夏に開催される鵜飼や花火大会のイメージが強い岐阜市ですが、冬の夜も素敵なのです。
岐阜の伝統工芸である岐阜和傘や岐阜提灯をふんだんに使った、贅沢なライトアップを見に来てください。
【岐阜公園 光の冠木門~光の参道】
「ぎふ灯り物語」の会場内は有料です。チケットはインターネットや宿泊施設で購入できますが、会場でも購入できます。
わかりやすいのがメイン会場である岐阜公園内の冠木門(かぶきもん)前。テントの中で販売されているのですぐに見つけられます。
織田信長公居館跡の入口に建つ冠木門に近づくと、門の奥に見える階段でプロジェクションマッピングが行われており、わくわく度が増してきます。
すぐに門をくぐりたいところですが、まずは門の前で撮影するのがおススメ。撮影タイミングを見計らいながら先へ進むのですが、水が流れてくる様子など、どんどんプロジェクションマッピングの映像が変わって思わず足を止めてしまいます。
門の横から出るスモークの演出もカッコいいので、ぜひ見てみてください。
階段を上っていくと、昨年の階段の両サイドに和傘がたくさん置かれていた演出に代わって、今年は道のプロジェクションマッピングが5倍くらい長く続いていました。
余分な灯りがなく、集中して見ることができます。
様々な色と形に変わっていく光景と一緒に見える三重塔の対比に、新しいものと古いものが重なる面白さを感じました。
良い写真が撮れるスポットですので、色々な角度から撮ってみてください。
【岐阜公園 織田木瓜】
織田信長公は7つの家紋を持っていましたが、その中でも有名なものの1つが「織田木瓜(おだもっこう)」。
三重塔が見えるこの位置に紋が映されており、思わずここでも写真を撮ってしまいました。
どこにあるか、探してみてください。
【岐阜公園 幻光の滝】
少し暗くて細い道を上った先に、山から流れてくる水のように傘が並んでいました。
幻想的なサウンドに合わせ、光の当たり方や色が変化していく様子がとても綺麗です。
広い場所に設置してあるため、見る場所を変えると違った光景を楽しむことができます。移動しながらじっくり見てみてください。
遠くから写真を撮るのもいいですが、近くから撮るのもおススメです。
僕は写真が趣味なので、たくさんの方の写真が見たいです。同じものを撮っても、その人の感性によって全然違う仕上がりになるのが写真の醍醐味。
ぜひ会場で写真を撮り、SNSでハッシュタグ「#ぎふ灯り物語」を付けて投稿してください。どんな写真があるか探しに行きます!
【正法寺 岐阜大仏&岐阜提灯】
岐阜公園から岐阜大仏までは徒歩5分程度。岐阜市歴史博物館を目指して歩いて行くと、看板があるのでわかりやすいと思います。
岐阜大仏は高さ13.7mで、日本三大大仏のひとつとして数えられています。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし、漆を塗り金箔を置いて仕上げたものです。
大仏の胎内には薬師如来がまつられています。38年の歳月を費やして完成した岐阜大仏は、乾漆仏としては日本一の大きさです。
こちらの会場は岐阜提灯がメインです。大仏と提灯がマッチし、幻想的な写真を撮ることができます。
昼に来ることが多い岐阜大仏ですが、夜も趣が深いです。
岐阜大仏の歴史に触れていただけると嬉しいです。
【ぎふ灯り物語2024概要】
会場は寒いので、暖かい服装でお越しください。階段や石畳もありますので、歩きやすい靴での来場をおすすめします。
また、温かいスープの販売所があります、ぜひお立ち寄りください。
ぎふ灯り物語2024
開催期間:2024年1月20日(土)~1月28日(日)
開催時間:午後5時~午後8時30分まで(最終入場 午後8時)
開催場所:岐阜公園(岐阜県岐阜市大宮町1)、正法寺(岐阜県岐阜市大仏町8)
入場料:大人(大学生以上)1,000円、中学生・高校生 500円、小学生以下無料
駐車場:岐阜公園・有料駐車場
【関連イベント】
関連イベント「駅とまちを光でつなぐ杜のイルミネーション」(2023年11月17日~2024年2月25日)も見に行ってほしいです。
JR岐阜駅周辺がイルミネーションで彩られます。天気が良い日には、岐阜提灯や岐阜和傘がイルミネーションされた綺麗な空間が出現します。
ぜひこの機会に行ってみてください!