【岐阜・大垣】ぜひ立ち寄りたい!おしゃれで人気の最新コーヒーショップ3選
- 各務ゆか
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今回は、筆者がおすすめしたい大垣のコーヒーショップを3店舗ご紹介。大垣観光の途中でコーヒー休憩に使うのにぴったりです。どの店主さんも素敵な方ばかりで、好みを伝えておすすめの豆を買って帰ることもできます。
大垣に訪れた際の立ち寄りスポットとして参考にしてみてくだいね!
1. TASTORY COFFEE AND ROASTER|大垣市鶴見町
女性焙煎士である杉江美奈子さんが営む「TASTORY COFFEE AND ROASTER(タストリーコーヒーアンドロースター)」。自身が初めて飲んだスペシャルティコーヒーの美味しさに感動し、コーヒーの世界に入った杉江さん。元々やっていらっしゃったライターの道から一転し、2015年3月、地元の大垣にお店を開かれました。
当時はまだ珍しかったスペシャルティコーヒー豆専門店。店頭には常時、ブレンドが4種類、単一農園のシングルオリジンコーヒー豆は10〜15種類ほどがラインナップ。一つひとつの豆の特徴を捉えながら、常に新鮮なコーヒーを味わってもらえるよう、少量ずつこまめに焙煎していらっしゃいます。
「コーヒーは産地によって個性があるので、それを引き出せるように焙煎度合いを考えています」という杉江さん。どの豆もしっかりと管理され、焙煎で十分に水分を飛ばしてあるため、こちらの豆で淹れたコーヒーは冷めて飲んでも不思議と美味しいのです。
コーヒーをオーダーするとその場で淹れてくれて、美味しい淹れ方や豆の選び方などを丁寧に教えてもらえるのも嬉しいポイント。豆を買うついでに、コーヒーを一杯いただき杉江さんとコーヒー談義をするのもありです。
週末限定で酵母を使ったドーナツやプリンなども販売されているので、欲しい方は、Instagramでチェックしてから行くのがおすすめです!
■店舗情報
店名:TASTORY COFFEE AND ROASTER
住所:岐阜県大垣市鶴見町288 栄光ビル1F
電話:0584-47-8336
定休日:月曜日+不定休
営業時間:11:00~18:00
2. Buthtub|大垣市本町
大垣駅から徒歩約15分。大正5年に建てられた蔵を改装してコーヒーショップを営む「Buthtub(バスタブ)」。2023年5月、東京でモデルとしても活動していた末永謙二さん、吉田ヴェロニカさん夫婦が謙二さんの地元である岐阜にUターンして開いたお店です。
東京でお二人はモデルの仕事の他に、謙二さんはコーヒーの商社で、ヴェロニカさんはアパレルでも働いていらっしゃいました。お二人ともコーヒーが好きだったことから、アパレルとコーヒーのポップアップを出店。その中で「いつかコーヒーショップを開いてみたい」という思いを強くしていき、現在のお店に繋がったのだそう。
2022年9月に岐阜へ戻り、物件を探していたところ出会ったのが現在の蔵。和と洋が絶妙なバランスでミックスされていたり、黒枠の自動扉が好きなポイントだったのだと言います。1階には注文を受けてコーヒーを淹れるカウンターが、2階には広いカフェスペースもあり、落ち着いてコーヒー等をいただける空間が広がっています。
店名の「Buthtub(バスタブ)」には、内陸県である岐阜県にも「みんなで波を起こそう」という意味が込められています。
ブレンドは浅煎りと深煎りの2種類。浅煎りはティーライクに、深煎りはヴェロニカさんが甘いコーヒーが好きなことから、砂糖を入れても入れなくても美味しく飲める味に仕上げてあります。焙煎はお二人が岐阜に帰ってきてから色々なコーヒーショップを回り特に美味しくて感動したという、岐阜市の「SHERPACOFFEEROASTERS」に依頼しています。
ブレンド2種類の他に主に東京のロースターから仕入れるシングリオリジンの豆も用意。デカフェも入れて常時9種類の豆がラインナップしています。
本場スペインの味を再現したという「バスクチーズケーキ」も人気。クリームチーズと砂糖がたっぷり入り、生地の甘さと表面のこげ目の苦味との接妙なバランスが表現された逸品です。
1階にはヴェロニカさんがデザイナーを務める「Buthtubwear」の商品が並びます。バスタブから波が溢れかえるモチーフが乗ったTシャツやスウェットなど、シーズンごとに多数のウェアが揃えられているので、コーヒーと共にショッピングを楽しむこともできます。
とっても気さくな人柄のお二人に会いに、日常的に訪れる地元ファンも多い「Buthtub」。大垣を訪れた際は、ぜひ立ち寄りたい最新コーヒーショップです。
3. HANAKIRIN COFFEE ROASTER (華きりんコーヒーロースター)|大垣市西外側町
2023年12月、築70年の古民家をシェアキッチンが集まるスペースとしてリニューアルオープンさせた「ennoie(えんのいえ)ミドリバシ」(取材記事はこちら)。その一角で、路地裏STANDとしてオープンしたのが「HANAKIRIN COFFEE ROASTER」です。
元々は父親が大垣市昼飯町で開いていた「自家焙煎珈琲 華きりん」という店を引き継ぎ、切り盛りしていた店主の児玉さん。2023年12月より昼飯町のお店は焙煎専用のスペースに変え、「ennoie ミドリバシ」にて木・金・土曜のみ「HANAKIRIN COFFEE ROASTER」としてテイクアウト専門のお店をスタートされました。
「直火焙煎」と「スペシャルティコーヒー」を掛け合わせた豆を揃えているのが最大の特徴。直火で豆本来の味を引き出し、さらにじっくりと中火で中まで火が通るように焙煎された豆はまろやかで奥深い味に仕上がっています。
東京のスペシャルティコーヒー専門の卸から高品質な豆を仕入れ、オリジナルの直火焙煎で、常時3種類のブレンドと10種類のスペシャルティコーヒー豆を用意。中煎りから深煎りのコーヒーが多く、常に新鮮な豆がラインナップしているので、すっきりした味わいのコーヒーを楽しむことができます。店頭でも一杯ずつ丁寧にハンドドリップしてもらえるので、お気に入りの豆を見つけるために、コーヒーをテイクアウトして楽しむのもありです。
店の目の前には、大垣の観光スポットでもある水門川遊歩道「四季の路」があります。桜のシーズンにはコーヒーを片手に周辺散策するのもおすすめです。大垣の最新注目スポットにできた「HANAKIRIN COFFEE ROASTER 」さん、ぜひ行ってみてください!
■店舗情報
店名:HANAKIRIN COFFEE ROASTER (華きりんコーヒーロースター)
住所:岐阜県大垣市西外側町2-46
営業日時:木・金・土曜 11:00~17:00