絶景の天空ラウンジが一般解禁!瑞浪市「清涯荘」のTEN KUH Lounge
- 各務ゆか
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2024年4月1日から「TEN KUH Lounge」が一般解禁
2017年にオープンした「カフェー清涯荘」。広いテラス席からの眺めで人気を博しているお店ですが、2022年7月、店の屋上を改装し「TEN KUH Lounge(天空ラウンジ)」としてオープンしました。120平米の広さで東西150kmの大パノラマを見渡せるスペースは、さらに極上の開放感を味わうことができる空間となっています。
これまでは会員のみが訪れることができるスペースだったのですが、2024年4月1日より一般のお客様にも解禁!
まるで天空にいるかのような開放感抜群の空間で、ヴィーガン対応のランチやスイーツを食べながら、非日常の時間を過ごせます。
■店舗情報
店名:カフェー清涯荘
住所:岐阜県瑞浪市大湫町221−159
電話:0572-63-3010(カフェー清涯荘・TEN KUH Lounge)
利用時間:11:00~14:00ランチタイム(予約優先) 14:00~16:00カフェタイム(土・日は16:30まで)
※中学生以上
定休日:火曜日・水曜日
■店舗情報
店舗・施設名:TEN KUH Lounge
住所:同上
電話:同上
時間:11:00〜14:00 ランチタイム(全席予約制)、13:30〜16:30 ティータイム(ご予約優先・当日ご利用可)
利用時間:ランチ・ティータイムとも2時間制(予約は電話から)
利用料金:3,000円/人(お食事代は別途・会員は4名まで無料)
※中学生以上
定休日:火曜日・水曜日
写真映えしかしない「TEN KUH Lounge」
270度の大パノラマを遮るものがなく見渡せる絶景。心地いい風が吹き抜けるので大自然の中にいるような気分を味わうことができます。
また、テラス席はわんちゃん連れもOK(※ケージ持参など条件があるため、同伴の場合は事前に電話確認がベター)。ペットと一緒に最高の景色を楽しめるスペースでもあります。
羽のオブジェが椅子とともに飾られたスペースもあり、座って撮影も可能。まるで空を飛んでいるような気分になれます。
肉や魚を使用しないヴィーガンランチ
ラウンジではカフェのメニューをより洗練させた、アフタヌーンティースタイルの食事や飲み物がセットになったランチコースがいただけます。1番のポイントは植物性のもののみを使用したヴィーガン料理になっていること。発酵食材や栄養価の高い地元農家の野菜などを中心に、中庸的な現代の精進料理を目指しているそうです。
食前に「発酵玄米の甘酒」で乾杯。清涯荘さんは元々甘酒に力を入れていて、地元の麹屋さんの麹と、地元の農家さんの無農薬玄米を炊いて熟成させた酵素玄米を使い、出来上がるまで4日ほどかけて作っていらっしゃいます。とっても優しい甘みにほっこり。この日はいちごの甘酒でした。
酵素玄米と大豆テンペの彩寿司やおからのフィッシュナゲット風自家製タルタルソース添え、たけのこと大根のエスニック甘味噌たれ添えなど、趣向をこらしたものばかり。見た目も華やかで、ヴィーガン対応メニューとは思えないほど食べ応えがあり、満足感が得られるのも嬉しいポイントです。
グルテンフリーのデザート
デザートはヴィーガン対応のグルテンフリー。5種類のスイーツがプレートに盛られています。いちごの甘酒ババロアや、米粉のヴィーガンカカオケーキなど厳選した材料を使って手作りしたスイーツが幸せな時間を演出してくれます。
1日1組限定の「Villa TEN ZAN」
2023年7月には、同敷地内に1棟貸のスウィートヴィラ「Villa TEN ZAN」もオープン。約1,000坪の敷地に建てられた建物で、50年前の豪華な造りをそのままに残した室内はヴィンテージ感も抜群。
28帖のLDK、和室2部屋、ベッドルーム2部屋、バスルーム2室、ライブラリーなどからなる広々とした室内は、家族連れやグループで貸し切って泊まるのに最適です。
「Villa TEN ZAN」宿泊客は、「TEN KUH Lounge」の利用も可能です。早朝、辺り一面を覆いつくす雲がどこまでも広がり続ける風景を見たい方はぜひ宿泊をおすすめします!
大湫宿のご神木や近くの「天野裕夫アトリエ」にも立ち寄ろう
清涯荘からほど近くに立ち寄りスポットがあります。
一つは、「大湫神明神社のご神木」です。清涯荘からは車で約3分。元々、根元から清水が湧き出していた大杉は、中山道の宿場町でもある大湫宿にある神社の中で旅人たちの疲れを癒していたそう。推定樹齢が約670年ほどのご神木だったのですが、2020年7月に大雨で倒木。それでも地域で親しまれてきた大杉を未来に引き継ぐため、地元住民らは根元から約5メートルを切断し、保存すると決定。ご神木が今でも地域を見守るように立っている姿は圧巻です。
もう一つの立ち寄りスポットは、瑞浪市出身の彫刻家、天野裕夫(あまのひろお)氏のアトリエです。天野氏は石や木にブロンズを組み合わせて動物をモチーフとした独創的な作品を作る彫刻家。現在は「兎塔(うとう)プロジェクト」として、倒木した大湫神明神社のご神木の一部を使い、大湫のシンボルとして再生できるよう巨大モニュメント「兎塔」を作成していらっしゃいます。
作成している様子や作品が保管してあるアトリエは、事前に連絡すると見せていただくことも可能です。じゃらんの体験サイトでもアトリエ見学ツアーがあるので、ぜひ探してみてください!
大湫の小高い山間いにある木造校舎の一部を移築したアトリエには、所狭しと天野氏の作品が並んでおり、見応え抜群です。
清涯荘からは車で約3分。ぜひ併せて見学をしてみてください!
■施設情報
施設名:天野裕夫アトリエ(兎塔制作工房)
住所:岐阜県瑞浪市大湫町221