飛騨小坂のアクティビティ&グルメ ~滝と炭酸泉のまちで見つけた「小坂な(おさかな)四季の宝もの」~
- あすみん
- 投稿日;
四季を通して色々な楽しみ方があるのをご存じですか?
飛騨地域在住の地元レポーターが”滝と炭酸泉のまち”飛騨小坂で実際に体験した季節ごとのアクティビティや、おススメ周遊コース、地元町民に長年愛されているグルメなどをご紹介します!
御嶽山の自然が育む”小坂な四季の宝もの”の魅力を、沢山の方にお届けできますように。
ビギナーやファミリー向け!がんだて公園ゆるり周遊&グルメ(春~秋)
「豪雨の被害を受け、形が変わってしまった箇所もある」とガイドの熊﨑潤さんから説明を受け、足を踏み入れた「がんだて公園」は、新たな宝ものの宝庫でした。
流れ着いた大木に、歩きやすく改良された遊歩道。
えぐられた川底に、豊富な美しい水瀑。
自然の脅威を肌で感じつつ、形を変えてなお輝く姿に、色んな意味で鳥肌が立ったのを覚えています。
小さなお子様も歩ける道です。ぜひ、ご家族でも訪れてみてください。
滝めぐりを楽しんだら、がんだて茶屋でひと休み。
店内では、えごまの五平餅などを楽しめるそうです。
そびえたつ「巌立」を眺めながら、悠久の時に思いを馳せるのもいいですね。(※12月~3月は冬季閉鎖)
小坂で食べた「あまごの天ぷら」が忘れられず、どこかで提供していないか探したところ「小坂なリバーベース」で提供しているとの情報を入手!(要予約)
施設内にあるテントや焚火台を貸切れる「小坂な焚火カフェ」で下呂市の名店ジークフリーダシェフ監修のチョコパンケーキや焼きマシュマロなどの体験グルメもおすすめです!
全身で小坂の滝を感じる!!小坂なシャワークライミング(夏) 要予約
身長140㎝以上、体重25㎏以上の元気な皆さん!
小坂の滝壺へダイブ!!してみませんか?
Withコロナということで、マスクの着用や人数制限等、様々な対策が取られての催行となります。
ビギナーでも大丈夫!最初は不安と期待で変なテンションになっていた私も、無事滝壺にザッパーン!頭から爪先までずぶ濡れになって夢中で遊び、「生きてる!!」って感じました。
自然に身を任せて…解き放て、自分!
ハンモックでのんびり~贅沢なカフェトレッキング~(春と秋) 要予約
がんだて公園からスタート!滝を愛でながら、溶岩台地の森を目指します。
5万4千年前の御嶽山噴火で流れ出た溶岩がゆっくり固まった台地に木が生えてできた森は、ふかふかで気持ちいい。
ガイドさん手作りのカラフルハンモックを張り、オープンサンドの優雅な昼食を楽しんだ後、さらに「ジークフリーダ」のクレームブリュレと、「緑の館」200滝ブレンドコーヒーという夢のコラボをいただく…!至福のひと時でした。
ペット同伴可!大切な家族や友人と!小坂な冬のソトアソビ!(冬) 要予約
ビジターセンターから鈴蘭高原までは三密を避けるため自家用車で移動します(ガイド車両先導)。
身支度を整えてスノーシューを装着したら、いざ白銀世界へ!
御嶽山を眺望できるポイントでソリ遊びを楽しんでいたら、ガイドの米野さんがマシュマロ入りココアと手作りお菓子を配ってくれました。
一同『あったか~い!』
昼食は炭酸泉を使った湯豆腐!初体験の美味しさにびっくり…。早速、炭酸泉を汲んで帰りました。
絶景!リアル氷の神殿へ!小坂な冬の滝めぐり(冬~早春) 要予約
絶景をこの目で見たい!その一心で、人生初の「名もなき氷瀑ツアー」に参加しました!
1グループ1ガイド貸し切り、スタート地点までは自家用車で移動となります(ガイド車両先導)。
御嶽パノラマグラウンドで装備を整え、「チェーンスパイク」を靴の上から装着したら、雪と氷の世界へ出発!
明るい森の中を1時間半ほど歩いたら、ついに神殿とファーストミート!自然に「うわ~!!」と声があがります。感動の瞬間です!
氷の神殿に潜入!裏側は別世界?!
自然が作り出す氷の神殿は、二度と同じものが見られない、まさに秘宝!
コンディションが良ければ、ガイドさんの判断で氷瀑の裏側へ案内していただけます。
氷のカーテンにシャンデリア!表から見るのとはまるで違う幻想的なブルーの世界…虜になりました。
昼食は氷瀑を見ながら、おさかのパン「ひこまさ」のあったかミネストローネと天然酵母のコッペパン!染み渡る~!
冬の小坂の風景はこちらの動画でも!
浸かって飲んで食べられる?!魅惑の高濃度炭酸泉
アクティビティのあとは、「ひめしゃがの湯」へ!使った筋肉をほぐしましょう!
個人的にツアー後の「温泉」は筋肉痛予防の為に外せない行程です。
さて、飲める食べられる?気になりますよね。
実は、小坂町内には「飲泉場」と呼ばれる場所が多数あるのだそう!(湯屋飲泉場、ひめしゃがの湯など)
ガイドの熊﨑さんに「E-bike」(レンタル可)で案内していただきました!
持ち帰り用ペットボトルは「ひめしゃがの湯」で購入したもの。(もっと大きな容器で持ち帰っている方もいました!)
そのまま飲むと…鉄の味がします(笑)
私は持ち帰った炭酸泉でお鍋を!調味料は一切いれず、ポン酢でいただきました。お豆腐がトロトロで、にやけてしまうほどのおいしさ!
各飲泉場食べ比べも面白そうですね!
さあ、最後は地元の皆様に長年愛され続けるグルメをご紹介!
これを見ると、昼間から飲みたくなるかも?
小坂のソウルフード?!溶き卵で食べる自家製トンちゃん
老舗食堂「としちゃん」は国道41号線沿いにあります。
自家製トンちゃん(うどん入)を鉄板で焼き、溶き卵にくぐらせ、すき焼きスタイルで食べる「トンチャン定食」は地元町民やトラックドライバーの胃袋を掴んで離しません。
常連さん曰く「2名で行ってトンちゃん(豚肉)1、けいちゃん(鶏肉)1のミックスを注文して食べ進め、最後に少し残した溶き卵をかけて焼いて〆るのがおススメ」とのこと。
私もミックスに挑戦!最後まで最高に美味しかったです!