冬の飛騨高山 お出かけスポット10選!
- あすみん
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今回は高山市内7ヶ所と、隣接する飛騨市、下呂市、白川村からそれぞれ1ヶ所ずつ、オススメのお出かけスポットをご紹介します!
飛騨の冬はとても寒く雪深いので、防寒対策を万全にして、冬ならではの飛騨をご堪能ください。
氷点下の森ライトアップ
高山市街地より車で1時間ほど走ると、「氷点下の森」と名付けられた冬限定の美しい氷の森に到着します。
日中は巨大な氷柱群が日の光を浴びて「秋神ブルー」と呼ばれる美しい青色に輝き、日没後は七色にライトアップされオーロラのような輝きを放ちます。高山市の中でもこの地域は特に気温が低く、飛ばしたシャボン玉が凍るほど冷え込むことも。
毎年2月の第2土曜日(2023年は2月11日)には「氷祭り」開催が予定されており、ステージイベントやフードバザーなど、ご家族で楽しめる内容となっております(詳細については秋神温泉旅館へお問合せください)。
【ライトアップ開催期間】
2023年1月1日~2月28日、日没~21:00
平湯大滝結氷まつり
高山市奥飛騨温泉郷平湯に、飛騨三大名瀑の一つで日本の滝百選にも選定されている「平湯大滝」があります。幅約6m、落差64mの雄大な滝は厳しい寒さの中少しずつ凍ってゆき、1月下旬頃には見事な氷瀑ができあがります。
2023年の「平湯大滝結氷まつり」は2月15日~2月25日の期間に開催され、青や緑色の光にライトアップされた氷瀑の幻想的な景色をご覧いただけます。
イベント期間中は毎日打上花火が予定されています(天候等により中止となることもあります)。詳しくは奥飛騨温泉郷観光協会へお問い合わせください。
【ライトアップ開催期間】
2023年2月15日~2月25日、19:00~21:00
新穂高ロープウェイ 雪の回廊
高山市奥飛騨温泉郷には、日本で唯一2階建てのゴンドラ「新穂高ロープウェイ」があります。通年営業しており、冬は遠くまで続く美しい雪山の白銀世界を眼下に眺めながら、標高2,156mの終点西穂高口駅までの空中散歩をお楽しみいただけます。
西穂高口駅隣接の「千石園地」には、冬季限定で巨大な「雪の回廊」が出現します。壁の高さは約3m!真っ白な回廊をぜひ探検してみてください。
そのほか、スノーシューなどの雪遊び体験もできます(要予約)。雪遊びのあとは「神宝乃湯(かみたからのゆ)」や足湯で癒しの時間をお過ごしください。
【雪の回廊開催期間】
2023年1月~3月頃、積雪の状況により変動
赤い中橋ライトアップ
高山市のシンボルとも言える「赤い中橋」は、古い町並や高山陣屋等の観光スポットを繋ぐ主要な橋です。
往来する人や車、記念写真を撮る観光客でにぎわう日中とは打って変わり、しんしんと雪の降る夜は、踏みしめる雪の音と自分の吐息が響くほどの静けさを味わえます。
冬季ライトアップは、毎年12月から2月末まで開催されます。雪化粧した木々や街並みに浮かび上がる夜の「赤い中橋」をぜひご覧ください。
【ライトアップ開催期間】
2022年12月1日~2023年2月28日、16:30~21:30
雪の古い町並
人の居なくなった夜の古い町並は、裸電球がぽつりぽつりと灯り、情緒ある景色が広がります。雪の降る夜は特に幻想的で、電球と雪明りでぼうっと浮かび上がる町並は、四季の中で最も美しいのではないでしょうか(個人の感想です)。
新雪に足跡をつけながら夜の散歩も素敵ですよね。飛騨の夜は冷え込みますので、防寒対策をしっかりとしてお出かけください。
ひだしんウィンターイルミネーション
高山市の駅前通りにある飛騨信用組合の本店では、10年前から毎年冬季限定でウィンターイルミネーションを開催しており、青色の光を基調とした電飾が一面を照らし幻想的な雰囲気が漂っています。敷地内の水路に雪や氷が無く無風の時には、水面に逆さに映るイルミネーションと併せて、美しい景色を2倍楽しむことができます。防寒対策をしっかりとして、ぜひお出かけください。
【ライトアップ開催期間】
2022年12月1日~2023年1月31日、17:00~20:00
飛騨の里 冬のライトアップ
飛騨の里は、合掌造りなど飛騨の代表的な民家30数棟が立ち並び、昔の農山村風景を形づくる野外集落博物館です。冬季の飛騨の里は、歴史的建造物や凍った大きな池に雪が降り積もり、非日常的な景色が広がります。
ライトアップ期間中は、豊富なライトやかがり火に照らされた幻想的な集落が夜空に浮かび上がる様子をご覧いただけます!防寒対策をし、足元にお気をつけてご来場ください。
入場料:大人300円、小中学生100円
駐車場:無料
【ライトアップ開催期間】
2023年1月10日~2月28日、17:30~19:30
冬の下呂温泉「花火物語」(下呂市)
下呂温泉街では冬から春にかけて、毎週土曜日に花火が打ち上げられます。時期によりテーマが設定されており、毎回違った演出が楽しめます。
ぜひご家族で、ご友人同士で、カップルで、下呂温泉へお出かけください(下呂大橋近辺から花火が見えます)。
宿泊先によっては自室からや温泉に浸かりながら花火を観ることができるかも?!詳しくは宿泊先へお問い合わせください。
【開催期間】
1月~3月の毎週土曜日、20:30~20:40(約10分間)
三寺参り(飛騨市)
飛騨市古川町に200年以上前から伝わる伝統行事「三寺まいり」。2023年は3年ぶりとなるフルサイズでの行事開催が予定されており、県内外から注目を集めています。
「三寺まいり」は、毎年1月15日の夜、親鸞聖人のご恩を偲び、町内の3つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺を詣でるならわしです。
毎年この日は年頃の娘たちが着飾って出かけ、そこで男女の出会いが生まれたことから縁結びが叶うおまいりとして知られるようになりました。
当日は街なかに巨大な「雪像ろうそく」が設置され、瀬戸川沿いには「千本ろうそく」がずらりと並びます。
【開催期間】
毎年1月15日、12:00~21:00
- 当日は市内で着物レンタルと着付けを行っています(詳しくは飛騨市観光協会へ)。ぜひお越しください!
雪の白川郷合掌造り集落(白川村)
1995年に世界文化遺産としてユネスコに登録された白川郷は、冬季には1m以上の積雪量となる豪雪地帯です。合掌造りのかやぶき屋根にたっぷりと雪が乗った様子は春~秋には見られない冬季限定の絶景で、国内外よりたくさんの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
雪の中、合掌造りの合間を歩くのも楽しいですが、集落を一望できる高台の荻町城址展望台からの眺望もおススメですよ!
夜の合掌造りライトアップに関しては現在完全予約制となっています。直接来村されても参加できませんのでご注意ください(詳しくは白川郷観光協会へ)。
木々を凍らせて造る氷のアートはこの「氷点下の森」が発祥の地で、日本で最も歴史が古いと言われています。